表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/34

くだらない会話集2


「ダルい」


今日で17回も聞いている。正直、隣で鬱陶しい。


「風邪かい?」

「違うわよ」


心配して聞いたのにキレ気味で返されるとイラッとする。


「こっちは世界を救うために頑張ってるのよ。風邪なわけないでしょ」


これは呆れた。実は知ってて聞いてる。


「いや、徹夜でゲームしてただけだよね?」


◆◆◆


「唐揚げを奢りなさい」


唐突に何か言い出したよ。


「いや、普通に嫌だよ」

「じゃあ、撃つ」


銃口を背中に突き付けられたのは人生初だ。


「赤黒い染みを作りたくなければ奢りなさい」

「何でエアガン持ってるの?」

「エアガンじゃないわよ」


じゃあ、何かな?


「醤油入り水鉄砲よ」


それは恐ろしい。


◆◆◆


信頼とは何なのかわからなくなる。


「私は信頼してるわよ」

「嬉しくないなぁ」


信頼とは言い方を変えれば甘えだ。


「都合のいい信頼は利用とも言えるよね」

「それは捉え方によるわよ」

「今回のは利用だよ」

「そうかしら?」


そうに違いない。


「購買でパン買ってこいって信頼じゃないからね」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ