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くだらない会話集13
「もう二度と会わないであろう人のさよならの挨拶って困るわよね」
「そうかな?」
案外デリケートな部分があったんだなと思う。
日頃の言動からは想像もつかない。
常日頃からデリケートでいてくれればいいのに。
「因みにどうしてなの?」
「自分がたいして何も思ってない人に悲しそうにされても困るじゃない」
デリケートはどこに。
◆◆◆
「雪って見てる分にはいいけど実際に降られると困るよね」
「興味ないわね」
いや、困るか困らないに興味ないはない。
何より雪が降るだけでより寒く感じる。
「もしかして、いつも家に篭ってるから雪は関係ないの?」
知ってはいるがそれは良くないね。
「あんたに関係あるわけ?」
返しが冷たい……。
◆◆◆
「想像上の生き物ってロマンがあるわよね」
「そうだね」
確かに想像上の生き物は例外もあるが格好いいものが多い。
「だから、最近私も考えているのよ」
「想像上の生き物を?」
まさか自分で想像上の生き物を考えるとは。
面白そうだ。
「最初に思いついたのは六本足の犬ね」
否定はしないがなぜ足!
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