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天球のカラビナ  作者: イツロウ
05-橋上の悪魔-
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055 後顧の憂い


 055


 アルナ海峡に到着してから4日目

 ウツボ型ディードの駆除作戦の準備が順調に進む中、クロトは猟友会支部の食堂の中にいた。

 クロトは食堂内でも中央に近い席に座っており、隣にはリリサやジュナの姿もあった。

 室内には他にも30名近い狩人が集まっており、グループごとにテーブルに着いていた。

 テーブル上に食べ物の類の物はなく、全員が戦闘服に身を包み、武器を携えていた。

 ……やはり狩人という人種は常人と比べて雰囲気が違う。

 放っているオーラが強いというか、生命力に満ちているというか……とにかく、食堂内には小鳥程度であれば気絶させられそうなほど張り詰めた空気が漂っていた。

 そんな空気の中、全員の視線が一点に向けられていた。

 視線の先にいたのはオールバックの狩人、フェリクスだった。

 フェリクスは食堂内を見渡した後、喋り始める。

「海棲ディードに対する攻撃案は大体決まった。だから今日は周辺のディードを狩りに行ってもらう」

「周辺の?」

 食堂の端から聞こえた声にフェリクスは「ああ」と応じ、説明を続ける。

「海棲ディードに集中している間に後ろからディードに襲われちゃ堪らん。少しでも不確定要素を排除するためにこの近辺のディードを予め駆除しておく。あと、こちらがメインだが……トラップを仕掛けるためには大量のディードの血が必要だ。あんたらにはディードの駆除と血の収集を同時に行ってもらう。……所謂一石二鳥というやつだ」

 フェリクスの説明にクロトはなるほど、と納得する。

 何度も言うようだがディードは頭のいい怪物だ。彼の言うとおり作戦中に背後から襲われる可能性もある。

 脅威を排除すると同時に地雷用の血を集める……実に合理的な案だった。

「それじゃあ今この食堂内にいるメンバーでディード狩りを行ってもらう。割り振りは……」

 話を進めるフェリクスに意見したのはリリサだった。

「待って、ここにいるメンバーって……半分くらいしか集まってないじゃない。他の狩人は参加させないの?」

 リリサに言われてクロトは食堂内を見渡す。

 ……確かに数が少ない。

 アルナの町にいる狩人のうち上級狩人は僕とリリサとジュナとフェリクスで4人

 中級と初級の狩人は支部に常駐してるのも含めて12人

 フリーで護衛業をやってる狩人はおよそ50人……

 合計で60名強いるはずだが、ここには30名ほどしかいない。約半分だ。

 どうして全員で狩りに出ないのか、不思議に思っているとリリサの疑問に応じる形でフェリクスが理由を説明し始めた。

「俺としても狩人総出で血を集めたいところだが、町を空けるわけにもいかないからな。ウツボ型ディードがいつ動き出すかも分からない。だから上級狩人と支部の狩人にはそれぞれ半分残ってもらうことにした」

 これも納得のできる話だった。

 ティラミスやモニカが残ってくれるなら心配ないだろう。

 特にティラミスの戦闘能力は群を抜いて高い。ウツボ型ディードとファーストコンタクトした時も唯一攻撃を食らわせたのも彼女だ。もしアレが町に近付いてきても時間稼ぎできるはずだ。

 安心して留守を頼めるというものだ。

(ま、アレが動くことはないと思うけれどね……)

 ウツボ型ディードは橋の中央に居座ったまま動かない。狭い橋の上では圧倒的に向こうが有利だからだ。地の利があるのに、わざわざこちら側に来るとは思えない。

 とにかく、ティラミスの鎖を叩く作業もそろそろ終わりそうだし、彼女には狩りなどしないでゆっくりと体を休めてもらいたいものだ。

 ……しかし、アルナの町に残るメンバーは彼女たち二人だけではなかった。

 フェリクスは自らの胸元に手を当て、続いてリリサを指差す。

「……というわけで俺と狂槍はここに残る。町のことは心配しないであんたらは狩りに集中してくれ」

「え、私残るの?」

 指を差されたリリサは不満気な表情を浮かべていた。

「お前には残ってもらう。さっきも言ったが、あのウツボが動き出した場合、対処できるのはお前と俺くらいしかいないからな」

「……わかったわ」

 リリサは尚も不満気だったが、フェリクスの合理的な言葉に納得せざるを得なかったようで、それ以降は文句をいうことはなかった。

 リリサの同意が得られたところで、フェリクスは全員に詳細を告げる。

「狩りについてだが……支部の狩人をリーダーとして、最低でも5人一組で行動してくれ。基本的に東側を頼む。安全が第一だからな」

「わかった」

「了解だ」

 食堂内から散り散りに返答の声が響く。

 アルナ海峡の東側はルシャン高原……クロト一行が通り抜けた高原地帯だ。

 ジュナの話では、この地帯のディードは比較的弱い。いくら未熟な狩人でも5人一組でかかれば余裕で狩ることが出来るだろう。

 血を多く集めるにはなるべく大型のディードを狙いたいところだが、高原にはどんな種類のディードがいるのだろうか……

 そんなことを考えていると、フェリクスから名指しされた。

「クロト、お前はジュナと二人で一緒に北側に行ってくれ」

「北に……?」

 北には山岳地帯が広がっている。

 が、知っているのはそれだけだ。ディードのレベルも種類も知らない。

 だがジュナは知っていたようで、納得したように頷いていた。

「そうだな。あの辺りの大型ディードは動きが素早くて難敵だ。中級以下には荷が重い」

 ジュナの言葉に周囲の狩人たちは対抗意識を燃やしてか、ジュナに熱い視線と言葉を送る。

「……ガキが偉そうに」

「舐めんなよ……」

 確かに、一回りも二回りも年下の少女にあんなことを言われたら狩人として苛立つのも当然だ。

 だが、事実は事実である。

 狩人たちもそれを十分に理解しており、小声で愚痴を言うだけで具体的な反論は出てこなかった。

 それでも敵意のある視線は向けられるだけで腹が立つものだ。

「……あ? 文句でもあんのか?」

 ジュナは苛立ちの声を発し、狩人たちを睨み返す。

 するとすぐに彼らは視線を逸らした。

 フェリクスは手を叩いて注目を集め、声を張って全員に告げる。

「相手はあの大きさだ。最低でも樽20……いや、30個分は血がほしい。……結構な回数往復することになるだろうが、これも地雷作成のためだ。頑張ってくれ」

 フェリクスが告げると狩人たちは席を立ち、各々が武器を手に持ち行動を開始する。

 クロトも立ち上がり、椅子に立てかけていた黒刀を腰に提げる。

 と、リリサから話しかけられた。

「クロ、私の代わりに留守番しなさいよ」

 そう言いつつ、リリサはクロトの服を引っ張る。

「ごめん、もう決まったことだから」

 戦力的に言えば別に町に残っても問題ないのだが……正直あのフェリクスという狩人は苦手だ。

 リリサがいなくなれば確実に勝負を挑まれるに違いない。

 そんなわけで彼とは二人きりになりたくない。

 ……それに北側のディードは素早くて強いらしいし、ジュナのことも気になる。

 クロトはリリサを引き剥がすべくテーブルから離れるも、リリサは服から手を放してくれなかった。

 それどころか愚痴をこぼし始める。

「もう何日もディードを狩れてないわ。このままじゃ腕が鈍っちゃうじゃない」

「そんなこと言われても……」

 リリサのわがままには付き合いきれない。

 かと言って強気にも出られない。

 困り果てていると意外な助け舟がやってきた。

「なんだ狂槍、腕が鈍ってんなら俺が稽古の相手でもしてやろうか?」 

 リリサの背後から現れたのはフェリクスだった。

 フェリクスは空中に向けてワンツーパンチし、リリサを誘う。

 しかし、リリサは全く興味がなさそうだった。

「あんたはお呼びじゃないの。あっち行きなさいよ」

「そう言うなよ。あのウツボを撃退すりゃ晴れて俺もあんたらの仲間だ。今のうちから俺の実力を知っておいても損はないだろ」

「だから、クロと勝負して勝たないかぎりは仲間にしないって言ってるでしょ」

 フェリクスと会話することでリリサの注意が一瞬逸れる。

 クロトはその一瞬のチャンスを見逃さなかった。

「ごめんリリサ」

 クロトは短く告げ、一気に服を引っ張ってリリサの束縛から抜け出す。

「あ、ちょっと!!」

 リリサは慌ててクロトを追いかけようとする。しかし、椅子から立ち上がる際にテーブルに腹部を打ち付けてしまい、再び椅子に座り込んでしまった。

「う……」

 余程痛かったのか、リリサは呻き声を漏らす。

 そんな声を背に聞きつつ、クロトはようやく支部の外に出ることに成功した。

(後で何か言われるだろうな……)

 確実に何か文句を言われるだろうが、慣れっこである。

 クロトはそのまま支部の広場を抜け、道に出る。

 すると、今度は門の脇で呼び止められた。

「遅かったな」

 クロトは声に反応して左に顔を向ける。

 ……そこにはジュナの姿があった。

 ジュナは相変わらず軽装で、上は薄手のシャツで、下はミニスカートを履いていた。

 一応皮のグローブと戦闘用ブーツを履いてはいるが、それ以外は防具らしきものはない。

 狩人とは思えないラフな服装だ。

 だが、彼女の手の内にある黒い大鎌が……彼女の放つ生命力に満ち溢れたオーラが、間違いなく彼女が狩人であると証明していた。

 どうやら彼女は僕の事を待っていてくれたらしい。

 クロトはジュナに体を向け、改めて告げる。

「ジュナ、今日一日よろしく」

「おう……」

 ジュナはクロトとは目を合わさず、橙のサイドテールを弄りつつ応じた。

 それから二人は並んで歩き、北の山岳地帯に向かって移動を開始した。



 移動開始から20分

 町を出た二人は北側の山岳地帯の入り口まで到達していた。

 周囲に草木はなく、灰や茶色の刺々しい石や岩が視界を埋め尽くしており、それは山頂まで続いていた。

 地面も今は平坦だが、先に進めば岩肌丸出しのゴツゴツとした道になるだろう。

 山頂はそこまで高くはない。が、登るとなると結構きつそうだ。

(きついというより……無理だな)

 クロトは登ることを諦めていた。

 何故なら荷車を引いていたからである。

 大きな車輪が付いた荷車には3つの樽が積まれており、他には解体用のナイフや血抜き用のフックやホースなど、解体用セットが一通り揃っていた。

 ディードを殺した後、この道具を使って血を抜き樽に貯めていくわけである。

 この山岳地帯には大型ディードしか生息していないらしいし、血を集めるのには苦労しないだろう。

 問題は落ち着いて血抜き作業ができるかどうかだが……

 まあ、ディードの駆除がメインの目的なのだし、血の量に関してはそこまで神経質になることはないだろう。

 それに、自分たち以外にも東側に向かった狩人たちがいる。

 東側には比較的狩りやすい大型ディードもいるだろうし、彼らなら合計30個の樽をいっぱいにする血を集めるのも難しくないはずだ。

 とりあえず今は動きの機敏な大型ディードとやらを狩ることだけに専念しよう。

 そんな事を考えつつ荷車を引いていると、唐突にジュナが話しかけてきた。

「……おい、なんか喋れよ。気まずいだろうが」

 前を進んでいたジュナは振り返り、クロトに文句を垂れる。

 クロトは一旦歩みを止め、ジュナに言い返す。

「いや、ジュナこそ全然話しかけてこないからてっきり無駄話が嫌いなのかなと……」

「そんなことねえよ……」

 ジュナは視線を斜め下に向け、黙りこくる。

 実は道中、二人は一度も会話を交わしていなかった。

 クロトは雑談に応じる気はあったのだが、ジュナがどんどん先行していくので話すきっかけが全く無かったのだ。

 ジュナは黒の大鎌をおしりの上あたりで両手で保持しており、それは微妙に上下に動いていた。

 それは犬や猫の尻尾の動きを連想させた。

 ジュナは話しかけてくれるのを待っているに違いない。

 そう確信したクロトは無理やり話題を振ってみることにした。

「……そういえばその鎌は? その切れ味だとかなり値が張ったんじゃ?」

 武器についてクロトはジュナに話題を振る。

 すると、クロトの思惑通りジュナは話題に飛びついてきた。

「高いも何もねーよ。なにせ、ラグサラムに落ちてたのを拾っただけだからな」

「拾ったのか……」

 武器は狩人の命。当然話題も弾むと思ったが、いきなり置き引きの話になるとは思わなかった。

 クロトの疑惑の目を悟ってか、ジュナは言い訳を開始する。

「何だよ、ラグサラムでは毎日のように狩人が狩りをしてるんだ。当然ディードに殺される奴も出てくるし、武器を捨てて逃げる奴もいる。……これはそのうちの一つってだけだ」

「……」

 ジュナの言い分も理解できないでもない。

 ラグサラムは本当にハイリスク・ハイリターンの過酷な狩場だった。

 死人の数も半端無いだろうし、当然その死体の数だけ武器も落ちている。

 だが、死人の武器を何の断りもなく当たり前に使っているのもどうかと思う。

 前の持ち主はどんな狩人だったのだろうか。

 この大鎌は扱いづらい、玄人向けの武器だ。当然狩人もそれなりの使い手だったに違いない。

 クロトは暫くの沈黙の後ジュナに問いかける。

「ジュナ、その鎌の前の持ち主のこととか考えたりしないのか?」

「いつも考えてるぞ……」

 一応ジュナにも死者を弔う気持ちはあるみたいだ。

 この鎌を遺して死んだ狩人も報われるというものだ。……と思ったのも一瞬だった。

 ジュナは言葉を続ける。

「……どうしてこんなピーキーな武器を使ってたのか、ってな。これが槍だったらその狩人も生き延びられたかもしれねーのにな……」

 実に現実的な思考だ。

 クロトには到底理解できない思考だった。

 もし自分がジュナの立場なら、死人の武器なんて恐ろしくて使えない。

 クロトはその気持ちをジュナに正直に伝える。

「ジュナ、そんな武器を使ってて不安にならないのかい? 呪いとか、怨念とか……」

「別に。むしろ有効利用してやってるんだから感謝して欲しいくらいだ」

 ジュナは後ろ手に持っていた鎌を頭上で回し、鎌の切っ先をクロトに向ける。

「それに、クロトが持ってるそのキマイラの棘だって、ディードの体の一部だった時には十数人の狩人の体を貫いて殺したんだろ? オレにしてみればそっちの武器のほうが呪われてると思うぜ?」 

「……」

 返す言葉もなかった。

 今の今まですっかり忘れていたが、この武器はアイバール支部の狩人のみんなを死に追いやった超大型ディードの体の一部なのだ。しかもこの黒刀は狩人を直接貫いた部位で造られている。

 ジュナの言うとおり、呪われた刀と言っても過言でははない。

 だが、この呪われた黒刀はとても優秀な武器だし、幾度と無く自分の命を救ってくれた。

 ……武器は武器であり、ただの道具だ。

 拾った武器でも呪われた武器でも父親から贈られた武器であっても、性能に全く影響しない。

 武器を語る上で重要なのは武器にまつわるストーリーでなない。武器そのものの性能、そして武器を扱う狩人自身なのだ。

 考えを改めたクロトはジュナに謝る。

「ごめん、変なことを聞いちゃったね」

「全くだ。オレはこの鎌を気に入ってる。それだけで十分だろ」

 ジュナは再び鎌を頭上でくるりと回す。

 しかし、ジュナはその鎌を後ろ手に持つことなく、刃を岩山の方へ向けて腰の位置で構えた。

「……どうやら話し声に反応して出てきたみたいだな」

 クロトは荷車の持ち手をくぐり、一歩前に出る。そしてジュナの視線の先を観察する。

 そこには丸太と見紛うほど太い大蛇の姿があった。

「蛇型ディードか……」

 頭部の大きさから推察するに、全長は20mを越えている。

 全身は例によって真っ黒で、大きな口には鋭い牙が見え隠れしていた。

 ヘビ型ディードはうねりながら岩山を降り、その巨体からは想像できないほど速い速度で接近してきていた。

 確かに、この巨体を相手にするのは中級狩人には難しいだろう。

 それでもあの橋の上のウツボ程ではない。アレと比べると見劣りする。

 そんなことを考えていると、ジュナがアドバイスをくれた。

「気をつけろよ、奴ら遠くからでも跳んでくるぞ」

「わかった」

 クロトは応じつつ、腰に提げた鞘から黒刀を抜く。

 かつてはキマイラの体の一部だった武器。

 呪われた武器……

 だがそんな背景は武器の性能に影響しない。

 鈍い光を発する黒い刀身は切れ味も剛性も一級品だ。

 クロトは刀身を少し眺めた後、柄を両手で握り肩の位置で構える。

 そのクロトの動きに応じるように、黒い大蛇は100mは離れているであろう地点からジャンプしてきた。

 その衝撃のせいか、岩肌に亀裂が走り、細かい石が勢い良く飛び散る。

 着地の衝撃も相当なものになるだろう。

 噛まれなくても体の何処かに当たるだけで確実に重傷だ。

 だが、恐怖心は全く無かった。

 ジュナも同じようで、大鎌を握る手に力を込めつつ不敵な笑みを浮かべる。

「へっ、輪切りにしてやるよ……」

 ジュナは大技で一撃で仕留めるつもりのようだ。

 どんな技なのか興味があるが、クロトはジュナに攻撃させるつもりはなかった。

 クロトは宙を舞う大蛇を見上げつつ前に出る。

「……僕がやるよ」

「やるって……一人で大丈夫か?」

 心配するジュナに対し、クロトは冷静に告げる。

「ジュナの大鎌は威力がありすぎる。輪切りにするのもいいけれど、それだと血が飛び散ってしまうよ。……血を無駄にしないためにも脳をピンポイントで狙うよ」

「そうか……いいぜ、見ててやるよ」

 ジュナは鎌を引き、クロトに迎撃のチャンスを譲る。

 同時にクロトは脚に力を込め、タイミングを合わせて跳び上がった。

 大蛇は既にトップスピードで落下してきており、大きな口をガバッと広げていた。

(所詮は獣か……)

 あまりにもひねりのない攻撃方法を目の当たりにし、クロトは落胆する。

 ……が、同時に勝利を確信していた。

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