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アンチリアリティ

作者: 如月怜夜




バスの騒音


自分の足元


雨の匂い


ふわふわと自分ではない自分が移動している感覚。


まるで人の入らない映画館で1人で映画を見ている気分だ。



たまに自分の魂が"浮いている"感覚に陥ることがある。


勿論実際に浮いているわけもなくタダ呆けて行動をしているだけなのだが。


あるいは一瞬のサドンデス(突然死)を経験しているのかもしれない。


針を指に刺すとしよう。

痛みは瞬間的ではなく徐々に消えていく。

その感覚と同じように一瞬の浮遊(死を浮遊と表現するには少し心霊現象的ではあるが)を魂が"浮いている"ような感覚だと思ったのかも知れない。



あるいはただの…いや、仮説や想像を並べるだけならば誰にでもできる。

それに私は吐き気がする程のリアリストなのだ。


現実に起こり得ない話を永遠とし続けるなど私にとっては有り得ないことだ。



「真実とは実に信じがたいりあるな話だったりするのだがな。」







--------------------

〜現実主義者〜


現実なんてものは意外と予想を遥かに超えるスペクタクルなものであったりするもんだ。


実際にサドンデスが生じているかなんて、確認しようがないではないか。


しかし、この物語でさえリアリティに欠けるまさにフィクション極まりないものである。


その中にいる私は、



「非現実」



な存在。




私は矛盾を見つけるのは大好きだ。


その矛先が私にあろうとも、だ。



ちなみに私は現実主義者でもなんでもないです(笑)

むしろファンタジー映画ヲタクといっても過言ではないです。

妖精さぁんうふふあははv

な脳みそしてますので(笑)

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― 新着の感想 ―
[一言] はじめまして、個人的には色々と考えさせられて面白かったです。 登場人物が、自分自身を現実に属する存在からフィクションに属する存在であると認識することによって、「実」から「虚」へと自分自身の認…
[一言] なんとなく、テーマみたいなのがわかります。 読む自分自身、「神様なんて信じていないけど、いたらいいと思う」人間でして。そういう人間は、現実の様々な事象を知り、また、空想やその多くの疑問点など…
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