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二次創作のメリット

 最初からうまくいく人なんてそうは居ない。

 その為、人は学ばないといけない訳で、学ぶためには手本がいる。


 二次創作というのは、初心者が初心者を自覚できる最適のお手本なのだ。


 では、二次創作を行うことによって何が得られるか、そのメリットを書いてみよう。



1.物語の始まりと終わり


 これを意識できる人は、初心者ではない。

 物書きの初心者が初心者たる事を卒業できるのはこれだと私は確信している。

 二次創作というのは、『本来の作品の物語』があって、それにアレンジをする事で成り立っている。


 「こういう展開が見たかったのに!」>「じゃあ作るか」


 これが二次創作における基本的モチベーションであろう。

 そして、原作には原作の物語があり、それの『始まり』と『終わり』(まだ終わっていないのもあるが)が存在している。

 自分の二次創作というアレンジが、原作のどこから始まって、何処で終わるか?

 これは本当に大事なことなのだ。

 それを意識することで、『始まって』『終わる』『物語』というものがはっきりと意識できるからだ。

 これを意識するのとしないのでは、その後の『物語』の書き方に大きな差が出る。



2.キャラクター達


 魅力的なキャラクターを自分で考えるのは本当に悩むし疲れる。

 ならば、魅力的なキャラクターを敬意を払って借りてしまおう。

 そのキャラクターを知り、動かす事で、キャラクターというものを理解する事になるからだ。

 私は架空戦記系出身の物書きで、歴史という『本来の作品の物語』から魅力的なキャラキターを借りて物語を作っている。


 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。


 彼らは誰もが知っている大スターだ。

 話に出すだけで物語が盛り上がる。


 武田信玄、上杉謙信、毛利元就。


 彼らは地元が誇る地域の英雄だ。

 ご地域の英雄というのは地域読者を捕まえられる。


 そして、これらキャラクターを知り、キャラクターを動かすことで自分の中にあるオリジナルキャラクターを作り上げてゆく。

 『大友の姫巫女』の珠姫はそうやって作ったし、『修羅の国のブラック戦国大名一門にチート転生したけど、周りが詰み過ぎてて史実どおりに討ち死にすらできないかもしれない』の八郎も絶賛揉まれ中である。



3.読者


 ブックマーク獲得が目的であるので、読者を捕まえるというのもこの二次創作でも大事である。

 ぶっちゃけると、二次創作で名を売って固定客を作るのだ。

 良い物語が作れるならば、上のキャラクター達の魅力と相まって、必ず固定客がつく。

 この固定客が貴方の大事な基礎票になる。



 思いつくメリットをあげてみた。

 次はデメリットを書いてみようと思う。

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