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第3話:〜登校中〜〜

今回は微妙なところで終わっています、すいません。

「あー眠い」


 今日は月曜日。

 学校に行く日である。


「えーと今日は数学、物理………」


 頭の中で時間割りを思いだす。

 俺が行ってる高校はほぼ中学と同じ時間割り構成なので楽といっちゃ楽だ。


「よし、飯作るか」


 俺はキッチンに向かい朝飯を作る。

 今日のメニューはスクランブルエッグにベーコン、トーストである。

 俺はちゃちゃっと完成させて昼飯ようの弁当も作る。

 もちろん弁当は冷凍食品ばっかり。めんどくさいからなー。

 と、ここで弁当も出来上がったのでレナを起こしに行く。


「おーいレナ」


 レナ用の部屋のドアを開けて起こしに行く。


「おーい」

「んーー」

「おーい」

「んーー」


 そろそろムカついてきた。


「おーーい」

「お茶」


 どっかのCMで聞いた事があるぞ………。

 ま、いいや♪

 そんなボケをかます事が出来るなら………。


「とっとと、起きろボケぇぇぇぇぇ!!!!」


 レナの耳を引っ張りながら絶叫する。今ならゴジ〇の叫び声に勝てるかもしれない。


「ひゃッ!!!」


 レナは奇声をあげベットから飛び上がり、そのまま床に転落。


「やっと起きたか……」

「う〜〜〜、もっと優しい起こしかたがあってもいいじゃない」

「優しい起こしかたしても起きなかったからこうしてるんだ」


 レナは床に転落した時背中をぶつけたので痛そうにさすってる。


「ほら、朝飯出来たから早く食え」


 レナは涙目になりながらも頷き居間に向かう。


「いただきます」

「はい、どうぞ」


 二人(?)そろって飯にぱくつく。


「俺、今日学校だから家で大人しくしてろよ」

「え〜〜、ヒカルがいないとボクつまんな〜い」

「しょうがねぇだろ。学校なんだから」

「う〜〜〜」


 ちょっとだけ可哀相な気がするがしかたがない。


「じゃあ行ってくるからな」

「いってらっしゃい………」


 う……。我慢、我慢だ。


「じ、じゃあ行ってくる」


 ドアを開けて外にでる。そして、閉める。

 よし! 気合いいれて学校行くか。




 まだ、俺は気付いてなかった………弁当を忘れてた事を。






「おう、光。おはよう」


 通学路を歩いてると後ろから俺の悪友『佐藤さとう あきら』が挨拶をしてきた。俺も挨拶をしかえす。


「今日はテンション低いなーどうした?」

「そんなにいつも、高いのはお前だけだ」

「はは、そりゃそうだな」


 こいつはいつでもテンションが高い。そして、ナンパ好きだ。

 顔はカッコイイ。ジャニーズ系の顔だ。もう説明がめんどくさいから特長だけビックアップすると金髪のショートヘアー、ナンパした女のハート射る鋭い眼光、182センチの長身だ。ハッキリ言って男でもカッコイイと言える。


「おい、今俺の説明はぶかなかったか?」


 ちっ気付いたか。


「なんの事かわからん」

「とぼけるな」

「そんな事を気にしてたら人生生きていけないぜ」


 彰がなんやかんや言ってるが軽く流す。

 そんな事をしてると目の前がおろそかになっていた。


 ドンッ


 誰かにぶつかったようだ。前を向くと、そこにはピアスやらなんやらを付けたお兄さん方が居た。ざっと十人ぐらいだろうか。


「あぁ、なんだてめぇ。」


 服の襟を掴みかかってくる。

 息が臭い。


「止めてください。息が臭いのでできたら息を止めてください」

「なんだと、てめぇ!」


 軽く挑発してみた。

 だって、本当に息が臭いったらありゃしない。

 だから、もう少し挑発してみる。

 あくまで年上だから敬語で……。


「お兄さん、何食ってたらそんなに息が臭くなるんですか? 豚の餌でも食ってるんですか? 凄いですね? よく食えますね、豚の餌。それともあなた自体が豚の餌なんですか?」


 決まった。最高の挑発。案の定、掴みかかってきたお兄さんは顔を真っ赤にして右腕を振り上げ殴りかかってくる。

 バカめ………。

 俺は、左腕を上げて拳をとめる。


「なッ!」


 その後、右腕に力を溜めてお兄さんの顔面にパンチを決める。

 お兄さんは左腕で俺の襟を掴んでたので防御できずに素直にパンチを受け、吹っ飛ぶ。


「はん、馬鹿が。襟に手をかけるという事は防御ができない事だ。それをのけのけやるとは、笑止千万!」


 決まった! 一度言ってみたかったんだよな。


「おい、光」


 いつのまにか、彰は話しかけてきてた。


「何?」

「このままじゃ遅刻するぞ」

「あ、そっか。じゃあ早く行くか」

「だけど、行かせてもらえないと思うぜ」


 周囲をみる。さっきのお兄さんの仲間がワラワラと集まってきた。


「そうみたいだな」

「いっちょ、やるか」

「ああ、やるか」


 めんどくさいが、しょうがない。

 俺は我流拳法の構えをする。ちなみに俺の我流拳法のほとんどの技は相手から攻撃してそれを受け流し攻撃する。中国拳法の一種だと思ってほしい。対する彰はボクシングスタイル。亀〇兄弟にも負けない程の技量を持ち合わせている。


「さてーと、とっとと倒すか」

「武術は己の身か、誰かの身を守る為だけに使うものだぞ。中国に居た頃師匠に教えられた」

「ああ、わかってるって。準備はいいかヒカル?」

「バッチリだ」


 お互いの背を預ける。


「行くぞ!」


 彰の声によって闘いの火ぶたはきっておとされた。


なんと、感想を三件も頂きました。ありがとうございます。作者の栄養です。この栄養を糧にしてこれからも頑張っていきたいです。そして第3話:〜登校中〜を読んで頂きありがとうございます。これからも居候はヴァンパイアをよろしくお願いします。又、次の更新日は月曜日です。

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