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地球

作者: ぼけりんご

僕はね、大切にされていないの。

みんなが僕のことを傷つけるの。

木や花を切っていくし、

水や空気を汚していく。

僕はなにか悪いことをしたの?

僕のカラダはどんどん無くなっていく。

僕の寿命はもうそう長くはないのかな。


毎日毎日悲しさと痛みに耐えているの。

誰かに助けて欲しいの。

でも誰も耳を傾けてくれない。

だから僕にも限界が来てしまうの。

それは我慢しようとしてもどうしようもなくて、

カラダが勝手に動いてしまう。


僕の震えがおさまった時、

みんなが泣いているのが見える。

みんなが怖いと言うのが聞こえる。

みんなを困らせたいわけじゃないのに。

みんなに笑っていてほしいのに。

僕は僕の衝動を抑えられない。


ねぇ、僕って悪い子?

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