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“見ーつけた!”

作者: 七瀬





私の名前は、『滝川 鈴美』21歳大学生。

私は、半年前からずっと誰かに見られている。


何処からなのか、、、?

誰かの視線を物凄く感じるの、、、。


それが、何処に行っても何をしてても、、、。

その視線を感じる。


誰が私を見ているのかも分からない、、、!


その事を、幼馴染の男の子に話すと、、、?

私のボディーガードになってくれると言ってくれたわ、、、!


本当に、こういう時の幼馴染の男の子は助かる!

何でも言いやすいし、何でも頼めるから、、、。


でも、、、相変わらずその視線を感じているわ!


『一体、誰が私を見ているの、、、?』



それにしても、、、?

私は、普通の女の子だと思うの、、、。

特別可愛い訳じゃないし、、、!

勉強が出来る訳でもない、、、!


見た目も中身も普通。

何処にでもいる女の子なんだと私自身が思っているのに、、、。



それなのに、、、。

一体、誰なの? 誰が私を見てるのよ!

もう、やめて! 私を見ないで!!!



私は、だんだんとそんな風に思い詰めるようになったわ...。





それに、、、大学にも行かなくなり友達とも会わなくなったの...。

相変わらず、幼馴染の男の子だけは私に会いに家まで来てくれるのだけど。



幼馴染の男の子は、、、?

私にとって、【恋愛対象】ではないのよ!!!


きっと、この幼馴染の男の子も私と同じように思っているはずだわ、、、!

お互い何でも言い合える仲だし、、、!


彼氏としては、私にとって対象外の彼。



じゃ、誰が私を見ているのかしら、、、?

そんな事を、自分の部屋で考えていたら、、、?


私の携帯電話に非通知で誰か知らない人からかかってきたの、、、!


私は、おそるおそる電話に出ると、、、?

知らない男性の声が聞こえてきたわ、、、!


『・・・もしもし、滝川鈴美さんの携帯電話ですよね、、、?』

『どなたですか? なんで、私の携帯番号を知ってるんですか?』

『まあ、一先ずその話は置いといて、、、! 僕の事、分かりますか?』

『知りません! あなたは誰なんですか、、、?』

『ほら? 同じ大学で、たまに僕と鈴美ちゃんは目が合う事があるでしょ?』

『えぇ!? ・・・誰? 私と目が合う人なんて! いませんよ!!!』

『ほらほら? 僕はいつも黒縁メガネで人見知りだから僕から鈴美ちゃんに

話しかけられないんだけど、、、? 今度、僕から鈴美ちゃんに話しかけて

いいかな、、、?』

『あぁ! 思いだした! あの根暗な男でしょ! 絶対そうだわ、、、!』

『でも、そんな僕でも鈴美ちゃんは、僕と目を合わせてくれるじゃないか!』

『“気持ち悪い!”と思って! あなたの事を見てただけよ! それ以上の感情は

一切ないわ、、、!』

『まあまあ、それでもいいよ~! 案外、恥ずかしがり屋さんなんだね、、、! 

そんなところも可愛いよ~!』

『もう、私と目を会わせないで! もう、この携帯に電話もかけてこないで!!!

いいわね!』


【プープープー】


私は、一方的に電話を切ったわ、、、!



こうして、【犯人】が分かった事で、、、。

携帯電話も変えて、大学も辞めた、、、!


それと、一人暮らしをはじめたの、、、。

家族の元から離れて、自分一人で頑張ってみようと心に決めて!!!

家を出たのよ、、、!



私が、一人暮らしで家から出た事や携帯を変えた事も誰にも言わなかった!

幼馴染のあの男の子にでさえも、、、。





それなのに、、、半年後、、、。


私が働きだした職場で、あの男が現れたの、、、!


『鈴美ちゃん! “見ーつけた!”』

『えぇ!? どうして、、、? 私の働いている会社が分かったの、、、?』

『僕には、好きな女の子を見つけるセンターが付いているんだよ! 鈴美ちゃん

が何処にいても、必ず見つけ出すからねぇ~! でへへへ~』

『・・・もぉ~やめて!!! 私につきまとわないで!!!』

『つきまとってる訳じゃないよ~! 僕は鈴美ちゃんのれっきとした“彼氏”

でしょ!!!』

『・・・私には、幼馴染の男の子がいるのよ! 将来は彼と結婚の約束もして

るんだから!!!』

『そんなの、嘘だね! 鈴美ちゃんの幼馴染の彼には、今彼女がいるからさ!』

『・・・そ.そんな、』

『これからは、僕が鈴美ちゃんの彼氏だよ!』

『・・・・・・』





最後までお読みいただきありがとうございます。

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