4話 戦いの日々
???「マリス、いってらっしゃい。仲間たちと仲良くね」
マリス「大丈夫。心配しないで。みんなを守るためにも魔法、頑張るからさ」
大地に今日も朝日が昇る。
「よーし、今日中にはチャークに着くかな?みんな頑張るぞ!」
俺はみんなの士気を高めた。
「おう!」
モハレも、
「はーーい!」
マリスも、
「頑張りましょう!」
リザも、
みんな元気いっぱいのようだ。
みんなで道を進む。だいたい1時間くらい歩いただろうか。本日はじめてのモンスターが現れた。
悪魔の子が現れた!
「初めて見る敵だなー」
モハレは呑気そうにしている。
「初めての敵だからこそ注意しろよ、モハレ」
俺はそう言っといた。
「見た目は…悪魔ですから、魔法系ですかね?」
リザは推測している。
「あっ、みんな!呪文が来る!何あの呪文、炎最大魔法のファイエスト!?」
マリスは驚いている。
「来るぞ!みんな、防御体制を取れ!」
俺は急いで指示をする!
悪魔の子のファイエスト!
あたり一面を地獄の炎が包み込…まなかった。
「ん?」
モハレが盾の裏から顔を出す。
「あっ、そっか〜、悪魔の子だから親から色んな呪文を聞いているのよ、だけど本人の魔法力が足りないから打てないわけよ」
マリスが解説した。
「わかった、じゃあ攻め込んでくる!」
モハレはそう言い駆け出す。
悪魔の子は呪文を詠唱している。
「よし、あの詠唱はダークだよな?クーパー」
モハレが俺に聞く。
「そうみたいだな」
「よし、まぁ失敗するし攻めこんでくか!」
モハレはそう言い剣を上段に構えた。
モハレの攻撃!
悪魔の子に8ダメージ!
「ふふーん、こんくらい余裕だぜ!」
モハレがそう言い油断してると…
悪魔の子はダークを唱えた!
モハレに10ダメージ!
「まぁ至近距離で当たったからあのくらいにはなるよね〜」
マリスは苦笑いしている。
「仕方ないですねー、ヒール!」
リザはヒールを唱えた!
モハレの体力が10回復した。
「モハレ〜しっかりしろ〜」
俺はそう言い悪魔の子に攻撃した。
クーパーの攻撃!
悪魔の子に7ダメージ!
「ふふーん、私が終わらせるわよー」
マリスはファイを唱えた!
悪魔の子に7ダメージ!
悪魔の子はたおれた
「おい!モハレ、油断してたらダメだぞ!」
俺はモハレにそう言った。
「すまんよ…まぁ今度はあんなことしないからな!許してくれ!!」
モハレはみんなに謝っている。
そんなこんなで旅を進めていった。
あれから5回もの戦いを過ぎ、あと一時間程でチャークに着くとなった時に前からモンスターが現れた。
オークとゾンビが現れた!
「よし、クーパー2人で一気に行くぞ!俺が鉄の盾でオークの槍をガードするから、その間に剣の力を解き放ってくれ!」
モハレがそう指示を出す。
「おう!」
俺はそれに答え、タイミングをうかがう。
「今だ!クーパー、いくぞ!」
モハレの準備ができたようだ。
「いいぞ!モハレ!」
クーパーも準備ができた。
モハレはクーパーをかばっている。
オークの攻撃!
モハレはクーパーをかばった!
モハレに5ダメージ!
クーパーは剣の力を解き放った!
鋭い氷の刃が相手を切り裂く!
オークに8ダメージ!
「きゃー私ゾンビ無理ですーーマリスさーん助けてー」
リザはゾンビから逃げている。
「もう、リザ、しっかりしなさいよー」
マリスはゾンビは大丈夫なようだ。
マリスはファイを唱えた!
ゾンビに6ダメージ!
ゾンビはポイズを放った!
魔法のローブでマリスは毒にならなかった!
リザの攻撃!
ゾンビに7ダメージ!
「この鉄の槍、ゾンビに近づかなくていいから、非常に楽です!」
リザはゾンビに近づかずに攻撃できることが嬉しいらしい。
「リザ〜何喜んでるの〜、次の攻撃いくわよ!」
マリスはそんなリザに呆れている。
「よし、俺も今度は剣で斬りつけるから、クーパー、連携するぞ!」
モハレはまたクーパーと連携するようだ。
「わかった!」
クーパーもそれでいいようだ。
モハレは力強く斬りつけた!
オークに6ダメージ!
クーパーは力強く斬りつけた!
オークに8ダメージ!
オークは槍で勢いよく突き刺した!
クーパーに8ダメージ!
「マリスさん、ゾンビ1人でいけそうですか?もしいけるなら私はクーパーさんたちを援護します!」
クーパーがダメージを受けたのを見てリザは支援しにいくようだ。
「いーよーリザ!」
マリスは1人でも大丈夫そうだ。
マリスはファイを唱えた!
ゾンビに4ダメージ!
リザはヒールを唱えた!
クーパーの体力が10回復した。
「サンキューリザ!」
クーパーは一息ついた。
「おい、クーパー、ゾンビがきてるぞ!」
モハレはクーパーの後ろから近づくゾンビを見た!
「えっ!」
クーパーは油断していた!
ゾンビの攻撃!
クーパーは不意を突かれた!
クーパーに25ダメージ!
クーパーはたおれた
「おい、クーパー!」
モハレが駆け寄る。
「クーパーさん、しっかりして!」
リザは戸惑っている。
「クーパー大丈夫!?」
マリスも心配して駆け寄ってきた。
「リザ、マリス、まずはこいつらを片付けてからだ!」
モハレは状況をみて指示を出す!
「ええ!」
リザが答える!
「早く片付けるわよ!」
マリスも目が本気だ。
モハレの攻撃!
オークに7ダメージ!
オークはたおれた
リザの攻撃!
ゾンビに7ダメージ!
ゾンビの攻撃!
マリスに8ダメージ!
マリスの攻撃!
ゾンビに6ダメージ!
ゾンビはたおれた
「「「クーパー!!」」」
3人がまた一斉に駆け寄る。
「クーパー大丈夫か!」
モハレは声を荒げて確認している。
「クーパー、起きて!」
マリスも心配している。
「2人とも、まだ大丈夫です。クーパーさんは神の加護がついているようです!すぐ教会に行けば大丈夫です!」
リザはそう判断した。
「じゃあ早くチャークに行くぞ!」
モハレはそう言って準備を始めた。
それからはモンスターは避けていった。そして時間もあまりかからずにチャークにつけた。
「おい、ここの住民か?」
モハレが街の入り口の人に問い詰める。
「おっおう、そうだが、どうした?そんなに急いで?」
その人は慌てている。
「俺の仲間が倒れたんだ、まだ神の加護が残ってるから蘇生させるんだ。だから教えてくれ!教会はどこにある!」
モハレは強く問い詰める。
「この道をまっすぐ行ってそこの曲がりを左に曲がるんだ!」
その人も察して早口になる。
「ありがとよ!よし、マリス、リザ、行くぞ!」
モハレはそう言って教会へ駆け出していった。
重々しい木のドアを勢いよく開けてモハレたちは入っていった。
「神父、クーパーを蘇生してくれ!」
モハレはそう叫んだ。
「わかりました。では我々に15ゴールドの寄付を」
神父は動じず穏やかだ。
「おう」
モハレはそう言って15ゴールド払った。
「確かにいただきました。我が神よ、あなたの子であるクーパーを呼び戻したまえ!」
神父はそう祈った。
聖なる光がクーパーを包む!
「うっうう、モハレ、ここは…?」
クーパーが動き出した。
「おお!クーパー目を覚ましたか!よかった!ここはチャークだ」
モハレは今の状況を説明する。
「そうか、俺は戦いの途中でゾンビにやられたのだった」
クーパーは思い出したようだ。
「クーパー!よかった!今度は気をつけてね!」
マリスはそう言った。
「クーパーさん、よかったです。今日はゆっくり休みましょう」
リザもホッとしたようだ。
そのままみんなで町の宿屋に向かった。
「いらっしゃい、ここは旅の宿だ。お前さんたち何人だ?」
カウンターの男がそう聞く。
「4人です」
クーパーはが答えた。
「4人か、なら一晩12ゴールドだぞ」
男はそう言った。
クーパーは12ゴールド支払った。
「よし、じゃあこれが部屋の鍵だ、103号室だぞ」
男が鍵を手渡した。
そのままみんなで103号室に向かった。
「ふー今日は疲れましたね〜」
リザはそう言った。
「そうだなー今日はしっかりとベッドで休むぞー」
モハレも疲れきっている。
「それで、明日はどうするんだ?クーパー?」
モハレが俺にそう聞く。
「明日はこの町の近くで戦いの経験を積むぞ」
俺はそう答えた。
「はーいよ」
モハレはそういい寝支度に入った。
「ねぇクーパー聞いて!私そろそろレファイ完成しそうなの!」
マリスが嬉しそうに言う。
「おお、それは凄いな!」
俺はそう褒めた。
「でしょ!」
マリスの顔がきらめく!
「まあまあまあまあ、今日は疲れてるので皆さん寝ませんか?」
リザがそう言った。
「そうだな」
モハレはもうベットに寝っ転がっている。
「おやすみー」
マリスがそう言ってランプを消す。
「おやすみ」
俺はそう言ってベットに入る。
チャークの宿屋を三日月が照らす。
「オーランドも同じ月で照らされてるんだよな…」
俺は呟いた。
「ん?クーパーなんか言った?」
マリスが聞く。
「いや、なんでもないぞ」
俺はごまかした。
「そっか、おやすみ」
マリスもそれ以上は聞かなかった。
「おやすみ」
俺もそう言って掛け布団をかけ直した。
続く
こんにちは、ネットゥーノです。またまた質問あったので返答します。
Q.光の民で光の世界に住んでるからモハレもサンダとフシュ使えるんじゃないんですかー?
A.使えます。ただし実戦では役に立たないため使ってないだけです。誰がどの魔法使えて、どの魔法実戦で使えるかまとめとくと、(4話時点)(人、使える魔法、実戦で使える魔法の順で)
クーパー。ファイ、フシュ、サンダ、ヒール、ウィド。ファイ、フシュ。
モハレ。フシュ、サンダ。無し。
マリス。ファイ、フシュ、サンダ、アイス。ファイ、フシュ、アイス。
リザ。フシュ、サンダ、ヒール、アップ。ヒール
です。
ここまで書いて思った。こんだけあるならマリスのキャラ本書けるじゃん!それなのでもしかしたら書くかもしれません。
それではまた次の作品で。次は長いですよ。楽しみにしてください。