ライバル?登場
俺の学校には、美女がいる。それが現在偽装彼女だ。彼女はかなりモテるらしい。が、俺が偽装彼氏になったことで諦めるものも増えた。が、
「倉猫瑠美さん!俺と付き合ってください!」
「すいません、私にはこの海翔君がいるので付き合うのは無理です」
「いいえ、俺は諦めません。俺はしばらくその天草海翔を尾行していました」
いや、ちょっと待ってさらっと何言ってるの?この人。ストーカーだよ?ほんとやめて、犯罪だから
「おい、待てなぜ俺を尾行した。犯罪だから、おストーカーだから。後、お前誰?」
「嘉田隼汰だ!お前と同じクラスだ!」
えっ?ごめんね同じクラスなのに
「あら、同じクラスでしたか」
お前も覚えてねぇのかよ
「どうしてもダメだと言うのなら、今度の日曜日にデート勝負だ。天草海翔」
「今度の日曜日俺たちはデートするんだが」
「知ってます。だから俺は土曜日にデートをして、お前が日曜日にデートをする。そして、瑠美さんにどっちが良かったか決めてもらう。どうだ?」
「どうだ?と言われてもな瑠美が決めることじゃないか?それは。瑠美がいいなら俺も受けてたとう」
嫌なんだけどね。でもこいつだったら偽装彼氏になっても喜びそうだし負ければねぇ、、、
「いいですね、デートしましょう。」
そう言うと瑠美は、俺に耳打ちをした
「負けようとしてはダメですからね。私には写真があるのですよ」
うわ~。忘れてた~こちらも犯罪でした。お疲れ。俺。
「そうですか。わかりましたよ。やってやんよ。その勝負」
「のぞむところだ。天草海翔」
~昼時~
「うわ~。疲れた~朝からしんどいわ」
「お疲れ様ですでも、油断はダメですよ。さっきからずっとつけられてます」
「わかってるって。じゃあ弁当食べるか。お前の玉子焼き今日もくれよ」
「いいですよ。」
「そういや、ずっと聞こうと思ってたが、この前、紗希とカフェにいたときどうしてわかったんだ?」
「忘れたのですか?私は元々森林桃八ですよ?一緒に遊びに行くルートはあのルートでしたからね」
「なるほどな、ならなっとくだ。良かったぜ。GPSとかじゃなくて」
「フフっ。あのときの海翔君はとても焦っていましたからね」
「そりゃ、焦るだろ」
俺と瑠美はご飯を食べ終わって、俺は戻ろうと
すると、瑠美に止められた
「海翔君、今日はもう少しいませんか?」
「別にいいけど。今日は早く食べ終わったしな」
ふあぁー
ふいにあくびがでてしまう。眠い
「膝枕しましょうか?」
「!?」
「どうしたのですか?彼女だから当たり前じゃないですか」
「いっいや、まぁそうだが、学校ではダメだろ」
「そうですけど、、、」
まぁ今後この関係が続くのならもっと恋人っぽくした方がいいのかもな。そう思っているとチャイムがなり、俺たちは教室へと戻って行った
~放課後~
「海翔君♪帰りましょ?」
「あぁそうだな。今日はどこか寄っていくか?」
「はい、私、ケーキが食べたいです」
「そうか、じゃあ行くか」
嘉田からの視線がすごいよ。絶対ついてくる気だ。あれは。少し逃げた方が良いな。よしっ
「じゃあ行こうぜ」
そう言って俺は瑠美の手を握って走っていく。教室を出てすぐに、壁に隠れた。嘉田はなんとか行ったみたいだ
「、、、」
もじもじしている瑠美
「どうした?」
「っ、、、その、、、手を、、、」
「あぁすまん。っていうか前から思っていたが、意外と男子への免疫がないんだな」
「!?そんなことはないですよ」
そう言ってほっぺたを膨らます瑠美
「ごめんごめん」
そう言って俺たちはケーキ屋へと向かった。その後、嘉田とは会わなかった。良かった




