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偽装彼女とヒロインたちと  作者: 鳥浜マクト
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デート?いや、お出掛け

最近投稿できなくてすいません。

頑張って行きますので。お願いします

「ふあぁー」

眠い

待ち合わせ中。それにしても日曜日だけあって人も多いな、、、なぜこうなっているのか?それは数日前、瑠美と紗希が家に来た日。そして、瑠美が帰った後のことになる。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「ねっ、ねぇ」

「ん?どした?」

「日曜日って倉猫瑠美とデートに行かないんだよね?」

「ん?あぁ。そうだな、、、水族館行くか?」

「えっ!あんたがどうしてもって言うのなら」

「そうか、それじゃ行くか」

「ちょっと待った~~~~!」

そこに優衣が割り込む

「私も行く!」

そう言って前のめりに倒れ込んでくる優衣

「だそうだ。いいか?紗希」

「、、、わかった。じゃあそろそろ帰るわ。時間は連絡する」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

それから数日後、今現在、紗希と優衣を待っている。いや、紗希はまだわかるけど。なんで優衣とまで待ち合わせなんでしょうか?一緒に待てばいいと思いますけどね。

「お待たせ、お兄ちゃん」

おぉ、可愛い、いつもの服装より、気合いが入ってるって感じだ。

「似合ってるじゃん。でも待ち合わせなんてしなくても家で待ったのに」

「バカ、こういうのは最初が肝心なの」

そんな会話をしていると

「お待たせ、海翔」

紗希だ

「いや、別に待ってないよ。それよりその服似合ってるな」

普通にしてると可愛いが、いつもきつい口調になってしまうのでもったいない。

「、、、ありがと」

えっ!いや、もじもじしながら言われても

「よし、行くか」

「「うんっ」」

やって来ました水・族・館・!

久しぶりだな、前に来たのは中学の社会見学の

時か。

「うわー、お兄ちゃんっクラゲだよクラゲ。キレイ~」

うわっテンション上がりすぎたろ

「海翔海翔、見てみてクリオネ」

こっちもテンション上がってんなー

それから俺たちはさまざまな魚、生き物を見て回った。しかし、久しぶりに来ると面白いな。何よりシャチってかっこいいよね。あの模様とか。

「おい、あっちでドクターフィッシュを触れるぞ」

「ドクターフィッシュって何?」

えっ?知らないの?

「テレビで一時期話題になってたじゃねーか。あのこそばゆいーみたいなやつ。まぁ実際には角質を取ってくれてるみたいだぞ」

「そうなの?行ってみる」

「そうか。優衣も行くか?」

「うんっ」

ここに手を入れて、、、うわぁ~寄ってきた寄ってきた。ホントにこそばゆいな。でも気持ちいい、、、

「、、、っ、、、!」

「おい、大丈夫か?」

優衣がビクッとなっていたので声をかけてみた

「き、、、もち、、、いい」

「うわっ大丈夫か?ホントに。おい、紗希、、、」

、、、紗希さんもボーッとしてらっしゃる、まずいな

「そろそろ腹も減ったし昼飯にするか」

「う、、、うん」

「、、、わかっ、、、た」

ホントに大丈夫かよ

「「ふぅ~」」

「落ち着いたか?二人とも。そんなに気持ち良かったか?」

「うん」

そう答えたのは優衣だった

「そうね。なんだかお肌がキレイになった気がするわ」

「そうか。このあとイルカショーがあるが、行くか?」

「「もちろん!!」」

二人が目を輝かせて答えた。

カァーカァー

「ふぅー、っていうか、お土産買いすぎだろ二人とも」

イルカショーをみた後、俺たちは土産屋によってバスへと乗り込む。疲れた~

「おい、優衣、、、」

「すぅー、、、すぅー」

おっと、寝てたか起こすのは悪いな。すごい動いたもんな。疲れてもしょうがない

「なあ、紗希?」

「どしたの?」

「今日、楽しかったか?」

「ええ、楽しかったわ」

「そうか。出掛けるのも久しぶりだったな」

「ホントにね、あんたに彼女ができるから、、、」

「あはは、それには、深い訳が、、、でも今日、楽しかったなら良かったよ。またどこか行こうな。3人で」

「そうね。、、、絶対に負けない」

小声で何かを呟き、ニッコリとした優しい笑みをする紗希。

彼女の笑顔が夕日に照らされていてとても画になった。だがその笑顔は何かを決心するような顔にも見えたが本当のことは俺にもわからない。だが俺はその夕陽に照らされる凛とした顔にドキリとしてしまった

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