お楽しみプランデート
どうも、ここまで読んでいただいてありがとうございます。本当に評価も少しながらして頂きとてもうれしいです。これからも、楽しい話を書けていけたらと思うのでよろしくお願いします
現在午後1:00
「~!」
瑠美は目を輝かせる。
「すごいです。これはなんですか?あれはなんですか?」
「おいおい。落ち着け。っていうかやっぱり来たことなかったんだな」
今俺達は大型ゲームセンターにいる。
俺は、瑠美がこういうところには来ないことはだいたい予想できていたから連れて来たが、まさかここまで興味を持つとは予想外だ。もちろんゲームセンターには何回か行ったことはある。だが大型ははじめてだ。ゲームの量も全然違うし楽しい!
「すいません、取り乱しました」
「いや、それはいいよ。こういう所に来るとテンション上がる気持ちもわかるし」
「はい!楽しいです」
リミッター解除してるみたいだな
「えっと、、、じゃあまずはこれをしようか」
「はい!」
数分後現在、2:30
、、、遊びすぎだろ。興奮しすぎだろ。良かったけど、、、そろそろお金が、、、
「ふぅー疲れました。少し休憩を、、、」
そう言いかけた瑠美が見ていたものは、クレーンゲームの景品だった。
「それ、欲しいのか?」
「は、はい」
「そうか。ちょっと待ってろ」
「えっ?」
ここ!からの、、、ここ!よしっ
「はいよ」
「あ、ありがとうございます」
「いいよ。これぐらい」
「、、、」
「瑠美、嬉しそうだな」
「そんなことないです。こっち見ないでください」
「、、、」
「、、、もう大丈夫です」
素直じゃねぇな。紗希みたいだ。
「じゃあ、そろそろ行くか」
「はっはい。ですが、どこに行くのですか?」
「俺の家だ」
「えっ?」
「ここだ」
「そうですか、、、」
「いつまで戸惑ってるんだ」
「でも、普通は戸惑いますよ」
「大丈夫だ。変なことはしない」
「、、、そうですか」
「何でちょっと残念そうなんだよ」
「そんなことないですー」
そう言って頬を膨らます瑠美。少し可愛い
数分前からこの状態、無理やり手を引くために手を繋いだ時は少し嬉しそうだったけど、、、っていうかあれも演技だよな?
「確認だが、俺たちって偽物だよな?」
「そーですけど」
やっぱりあっさりしてるさすがだな。
ふとスマホを見る
「ヤバッ!時間がない。とりあえず入って、渡したいものがある」
「なんですかー?」
「これ!とりあえずこれに着替えて」
ふぅー。深呼吸、、、よし落ち着いた
「落ち着いて下さい海翔君。これって、、、浴衣じゃないですか」
「あぁ」
「どーしたんですか?この浴衣」
「プレゼントだ。とりあえず着てくれ」
「はいっ!」
数分後
「どう、、、ですか?」
「おぉ、よく似合ってる。俺のセンスが間違ってなくて良かったよ。可愛いと思う」
「褒めすぎですよ。私のこと本当に好きになってしまいましたか?」
「安心しろ、それはない」
「ですよね」
「じゃあ行くか。瑠美もそろそろ予想は出来てると思う」
「はい。多分合ってますよ。まさかこんな計画を立ててくれていたのは予想外でした」
「おいおい、その言い方だともう終わったみたいじゃないか」
「ふふっ、そうですね」
そう、今日は夏祭りが隣町で行われる。だからこの日のために浴衣を買い、デートもこの日にした。今まで彼女いなかった俺にしてはなかなかのプランだと思う。良く頑張ったぞ!俺!
「そろそろ行くか。時間も迫ってきてる。一応言っておくが、隣町の夏祭りだ」
「わかりました」
最終プランスタート!




