ゲームプレイヤー集め
投稿ペースが遅いですが、待ってくださっている方。ありがとうございます。
これからも楽しんでください
脳がしっかり追いついていない。こういうときにすぐに対処できないのが俺の欠点だよな。
まず、昼まで遊んでいた。そこで俺はそろそろ帰らないかと提案した。そしたら、さらに2泊、つまり2泊3日延長、、、。長すぎるだろ!
俺。夏期講習行こうと思ってたのに、、、。こうなったら、、、今日は遊び倒してやる!
「おーい海翔ーこの別荘にあったボードゲームしないか?」
「あぁ良いぞ。どんなやつなんだ?」
「これだ」
そこには『人生修羅場ゲーム』と書かれたものがあった。
うわぁー。ヤバそう。修羅場ゲームってなんだよ修羅場ゲームって、嫌な予感しかしないゲームだな!おい!
「お前は他のみんなを呼んできてくれ。俺は準備しとくから」
「わ、、、分かった」
俺は渋々みんなを呼びに行くことにした。
「おーい紗希ー下でボードゲームするんだがしないか?」
今朝あんな空気になったからな。少し恥ずかしい。いや、かなり恥ずかしい。
「海翔がどーしてもって言うなら、いってあげなくもないわよ」
「いや、別に他に何かしてるんだったら良いんだぞ」
「!別に何もしてないわよ」
「じゃあしようぜ」
「しょうがないわね。先に行ってて」
「あぁ、俺は他の奴等も呼びに行くから」
「分かった」
よし、勧誘成功。あいつ、優しいな。なんだかんだ言っても俺につきあってくれるし。よし次だな。
「おーい優衣ーボードゲームしないか?」
「、、、」
返答がない。寝てるのか?いや、もしかしたら何かあったんじゃ、、、兄として心配だ。
コンコン
「入るぞ」
ガチャッ!
開けた瞬間
「お兄ちゃん!」
優衣が飛び付いてきた
「居るなら返事しろよな」
「ヘヘヘ。それよりお兄ちゃんはもう私のテリトリーに入ってしまったのですよ」
そう言って鍵を閉める優衣。
「なっ、、、!おいおい優衣。俺はお前と遊びたいから誘いに来たんだぞ」
「私と?」
そう言うと目を輝かせて抱きついてきた。
「うふふ、私と?私と?そうなのね。お兄ちゃんは私と遊びたいよね」
「あぁ遊びたい遊びたい」
「じゃあ、なでなでして」
出た。なでなでの要求。
「俺は優衣と遊びたいよ」
そう言って頭を撫でる。
「♪じゃあ行こ、お兄ちゃん」
「あぁ先に行っててくれ」
「分かった待ってるね」
どうやら上機嫌だ。よしよし。次で最後だな
「おーい瑠美ー」
「はい。なんでしょうか?」
「みんなでボードゲームをするんだが一緒にしないか?」
「はい。良いですよ。着替えますので少し待っててください」
「あぁ。って廊下で?」
「はい。廊下で」
「分かったよ」
数分後
「お待たせしました」
「いや、いいよ。じゃあ行こうか」
「はい」
そう端的に答えると、俺の腕に腕を組んできた。
「カップルっぽいでしょ?うふふ」
この小悪魔めっ!不覚ながらにドキッとしちゃったじゃねえか。
俺は瑠美のこういった行動にまだ慣れないでいる。
「あっそうだ。瑠美、明日俺に少しだけ勉強を教えてくれないか?」
「はい。良いですよ。私が教えられる範囲であれば」
「範囲も何もお前、学年1位じゃねえか」
「まぁそうですけどね」
着いた。始まる。地獄のゲーム
『人生修羅場ゲーム』




