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偽装彼女とヒロインたちと  作者: 鳥浜マクト
20/37

ゲームプレイヤー集め

投稿ペースが遅いですが、待ってくださっている方。ありがとうございます。

これからも楽しんでください

脳がしっかり追いついていない。こういうときにすぐに対処できないのが俺の欠点だよな。

まず、昼まで遊んでいた。そこで俺はそろそろ帰らないかと提案した。そしたら、さらに2泊、つまり2泊3日延長、、、。長すぎるだろ!

俺。夏期講習行こうと思ってたのに、、、。こうなったら、、、今日は遊び倒してやる!

「おーい海翔ーこの別荘にあったボードゲームしないか?」

「あぁ良いぞ。どんなやつなんだ?」

「これだ」

そこには『人生修羅場ゲーム』と書かれたものがあった。

うわぁー。ヤバそう。修羅場ゲームってなんだよ修羅場ゲームって、嫌な予感しかしないゲームだな!おい!

「お前は他のみんなを呼んできてくれ。俺は準備しとくから」

「わ、、、分かった」

俺は渋々みんなを呼びに行くことにした。

「おーい紗希ー下でボードゲームするんだがしないか?」

今朝あんな空気になったからな。少し恥ずかしい。いや、かなり恥ずかしい。

「海翔がどーしてもって言うなら、いってあげなくもないわよ」

「いや、別に他に何かしてるんだったら良いんだぞ」

「!別に何もしてないわよ」

「じゃあしようぜ」

「しょうがないわね。先に行ってて」

「あぁ、俺は他の奴等も呼びに行くから」

「分かった」

よし、勧誘成功。あいつ、優しいな。なんだかんだ言っても俺につきあってくれるし。よし次だな。

「おーい優衣ーボードゲームしないか?」

「、、、」

返答がない。寝てるのか?いや、もしかしたら何かあったんじゃ、、、兄として心配だ。

コンコン

「入るぞ」

ガチャッ!

開けた瞬間

「お兄ちゃん!」

優衣が飛び付いてきた

「居るなら返事しろよな」

「ヘヘヘ。それよりお兄ちゃんはもう私のテリトリーに入ってしまったのですよ」

そう言って鍵を閉める優衣。

「なっ、、、!おいおい優衣。俺はお前と遊びたいから誘いに来たんだぞ」

「私と?」

そう言うと目を輝かせて抱きついてきた。

「うふふ、私と?私と?そうなのね。お兄ちゃんは私と遊びたいよね」

「あぁ遊びたい遊びたい」

「じゃあ、なでなでして」

出た。なでなでの要求。

「俺は優衣と遊びたいよ」

そう言って頭を撫でる。

「♪じゃあ行こ、お兄ちゃん」

「あぁ先に行っててくれ」

「分かった待ってるね」

どうやら上機嫌だ。よしよし。次で最後だな

「おーい瑠美ー」

「はい。なんでしょうか?」

「みんなでボードゲームをするんだが一緒にしないか?」

「はい。良いですよ。着替えますので少し待っててください」

「あぁ。って廊下で?」

「はい。廊下で」

「分かったよ」


数分後

「お待たせしました」

「いや、いいよ。じゃあ行こうか」

「はい」

そう端的に答えると、俺の腕に腕を組んできた。

「カップルっぽいでしょ?うふふ」

この小悪魔めっ!不覚ながらにドキッとしちゃったじゃねえか。

俺は瑠美のこういった行動にまだ慣れないでいる。

「あっそうだ。瑠美、明日俺に少しだけ勉強を教えてくれないか?」

「はい。良いですよ。私が教えられる範囲であれば」

「範囲も何もお前、学年1位じゃねえか」

「まぁそうですけどね」

着いた。始まる。地獄のゲーム

『人生修羅場ゲーム』


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