酔った幼馴染みと積極的な義妹
「おーい紗希?」
俺は紗希に呼ばれて部屋に戻った
「何か用か?」
「、、、」
さっきから様子が変なんだよな
「ふへへへ。やっと海翔と二人っきり~~」
そう言って紗希は俺に抱きついてきた
ええーーーーー!?どうした
「どうしたんだ!?」
「ん~~?何でもないよ~~。二人になりたかったの~~!倉猫瑠美だけじゃなくて、私にもかまって~~!」
?
「酔っぱらって、、、る?」
「酔っぱらってないよ~~」
ふとポケットからチョコの袋のようなものが落ちた
あっ!これだ。たぶん、お酒入ってるな。こいつこんなに弱いのか。はぁー
「おいおい、引っ付くな」
「何でー。私は海翔の幼馴染みだよ~」
「いっいや、そのー、、、ってる」
「ん~~?」
「お前の柔らかいものが当たってる!」
「えへへ、良いもん。海翔なら」
「おまっ、それどーゆうことだ」
そう言うと急に静かになった。
「、、、たし」
?
「私は海翔が!、、、」
「おっおい」
何かを言いかけると紗希は眠ったのか、急に倒れそうになったので、俺はキャッチした。
、、、当たってる。柔らかい。
、、、何を言おうとしてたんだろ?
キャッチした紗希をおんぶして紗希の部屋に運んだ。
「おやすみ」
「~~海翔、、、」
寝ぼけてんのか?
でもたしかに最近、嘉田と瑠美ばっかだったからな。また今度、紗希とどっか遊びに行こうかな
「ふぅー。風呂にでも行くかな」
「おにいーちゃーん」
「おぉ優衣、どーした?」
「お兄ちゃん!」
「?」
真剣な眼差しだ。真面目な話だろう。
「一緒にお風呂に入ろー」
「却下!」
「即答!ひどい!お兄ちゃん。良いでしょ別にー可愛い妹のお願い聞いてよー」
「あー可愛い可愛い。そんな可愛い妹は禁断の恋に目覚めないように、ここでブレーキをかけておこうねー」
「何を言うのお兄ちゃん!お兄ちゃんはお兄ちゃんでも血は繋がってないから禁断にならないんだよー。早くー」
優衣も酔ってんじゃないか?
「嫌だ。っていうか、本気で俺の事好きとか言い出さないよな?兄として好いてくれてるんだよな?」
「そんなの決まってます。もちろん「おーい海翔ー風呂入ろーぜー」
「あぁ俺も今から行こうと思ってた」
「もー。良いところだったのに、、、」
「じゃあ行ってくるわ。お前も入れよ。俺の後でな」
「おう海翔、この泊は楽しいか?」
「あぁ色々と疲れたけどな」
「そうか、なら良かった。俺もめっちゃくちゃ楽しい。お前と友達になれて良かったと思ってるよ。これからもよろしくな」
「あぁ、俺もお前とならこれからも仲良く出来ると思うよ」
めっちゃ風呂気持ち良かった~~。超リラックスできた。景色きれいすぎだろ。昨日は眠くて景色なんか見てなかったからなー
俺は嘉田と露天の風呂を堪能したあと自分の部屋に戻ってきていた
「ふぁ~眠い」
俺は眠りに落ちていった、、、
「うぉーっ!」
お腹が重い
「誰だ?」
「お兄ちゃん」
ボソッ
「優衣か。何しに来た?」
「一緒に寝よ」
「はぁー。まぁたまには良いか。俺も疲れた。早く布団に入れ」
「やった!ふふふ~久しぶりだね」
「そうだな、、、」
意識が遠のいていく
優衣が文句を言っているのを無視して俺は眠りについた