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偽装彼女とヒロインたちと  作者: 鳥浜マクト
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俺のfreeタイム

そんなわけでやって来た土曜日、今日はえっと、、、誰だっけ?あれから俺は会ってないからっていうか、避けてたから会話してねぇし。

とりあえず、本気で瑠美の事が好きな奴が俺と瑠美を賭けて勝負だそうだ。それで、今日はあいつのターン。あいつが瑠美とデートをする。

俺は、自由。

なんだか久しぶりの自由だ。さて、何をしようか、、、家でだらける?アニメを見る?散歩をする?う~ん悩ましいな、、、よし、映画でも観に行こう。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

映画館

う~ん何を見ようか。アクション、謎解き、SFどれにしようかな。まぁ一番面白そうなのがアクションだし、アクションでいっか

、、、

「おぉっ、、、おぉぉ!」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「いやぁ、面白かった。やっぱり、アクションは迫力があって夢中になってしまう」

さて、喫茶店でも寄ってから帰るとするか。

、、、ん?あれは瑠美じゃないか?もう一人は、、、やっぱり名前を思い出せない。すまん。でも、こんなところでデートしていたのか。あいつは楽しそうだなっていうか幸せそうだな。瑠美は、まあまあってところかな。何週間も一緒にいると、だいたいわかるようになってきた。どんな会話してんだろ。ちょっとだけ、、、ね、、、

「瑠美さん次はどこにいきたいですか?」

「でっ、、、では、服がほしいので服屋さんに行かせていただいていいですか?」

「もちろん!」

「この服なんかどうですか?」

「いっいえ、、、私にはそんなの似合わないですよ。こっちにします。では、買ってきますね」

「はい」

そう言うと瑠美はレジに向かう

(大変そうだな。瑠美が)

そろそろ帰るか。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「ただいま~」

「お帰りお兄ちゃん。紗希さん来てるよ~」

「おう、そうか」

「海翔お帰り」

そう言いながら俺のベッドでお菓子食べんのやめてくんない?

「おい、紗希ベッドでお菓子を食べるな」

そう言って俺は紗希の頭をクッションで軽く叩く

「ちょっとやめなさいよバカ海翔!」

「スマンスマン。やり過ぎた。それよりもゲームしようぜ」

こいつはいつも家にいるんじゃないかって思うほど自然だ

「しょうがない。やってやろうじゃないの。負けたらアイスの奢りね」

「よし、そうと決まれば、、、っと」

俺たちがいつもやるのはだいたい格闘ゲームかFPSだ。が、今回は勝負なので格闘ゲームだ。


数分後

「俺が、、、負けた。だと!」

「フッフッフッ。さぁアイスを買ってきなさい」

「アイスを今からか?」

そう言って窓を見る

カァーカァーカァー

「そっ、、、そうね、、、じゃあアイスはまた今度ね。今から食べてもご飯だし」

だヨナー

「今日はご飯食べていくか?」

「うん。優衣ちゃんがいいなら」

「そうか。優衣も準備してくれてるとは思うしもしよかったら泊まっていけ」

「じゃ、、、じゃあお言葉に甘えようかしら」

「あぁ、じゃ、ご飯の準備があるからこれでおわりな」

俺にとっての日常はこれだ今まではずっと楽しかった。これからもこのツンデレな幼馴染と親友でいられることを俺は一人祈るのだった



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