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この腐った世界に制裁を  作者: 〇×MEN
2/2

異世界転移とその説明


「おい!どこだよここは!」「そうよ!なんなのここは!!」

「なんなんだよ、、、!」

皆が勝手に叫んだり、喚いたりしている。

しかし俺はこの状況を知っている。これは、、、

(異世界転移、キタコレええええええ!!)

僕は心の中で歓喜のあまりさけぶ。

(まじか!獣耳とかいんのかな!?エルフのお姉さんとか、どわーふとかぁ!?)

「皆!!皆落ち着いて。1回冷静になってどうしてこうなったのか考えてみよう。」

今喋っているやつは緑川 (みどりかわ)俊介(しゅんすけ)

クラスでも学校でも人気で、ファンクラブさえあるとか。

でもあいつはいい子ぶっているだけで、いつもいじめられているおれをに見向きもせず、何なら舌打ちしてくるくらいだ。しかも当の本人は

女子の方で俺がいじめられている時でも話を弾ませていた。

正直憎いが、今はやつの言う通りにしておこう。


ガチャ。

急に扉が開き、そこから人が出てきた。

「どうも皆さん。私はアルキリア王国第一王女、ミリア=アルキリアです。」

扉からは美少女と兵士らしき男二人が出てきた。

(恐らく彼女が僕たちを呼んだんだろうな。)

「ここはどこなんですか!?」

緑川が叫ぶ。

「おい!アルキリア様に失礼だぞ!」

兵士らしき男が緑川に剣を向ける。

「ひッ」

ざわ、、、ざわ、、、

「あれ本物の剣なのか、、、?」「たぶん、そうだと思う、、、」

ぼそぼそと緑川の後ろで誰かが騒いだりしている。

でもなんだろう。こんな緑川を見てるととても楽しい気分になれる。

っていかんいかん。いまは事の進行を見届けないと、、、

「剣を下げなさい。ブルムハルド。」

「っしかし!こいつは王女様に、、、」

「いいから聞きなさい。失礼いたしました。お怪我はございませんでしたか?」

王女様が喋る。ってか凄いな。あんな強面な男に命令できるなんて。

「それより、皆様にはこの世界を乗っ取らんとする大魔王を討伐して頂きたいのです。」

(まぁ、テンプレだよなぁ)

「え、、、と。な。何がなんだか、、?」

「私は異世界から勇者を呼び寄せることができるのです。貴方達異世界の方々はとても強い魔力や、スキル等をお持ちになっているのです。話は早い方がいいでしょう。ノルマン。あれを」

「はっ。了解しました。」

どうやら、兵士の片方はブルムハルド、もう片方をノルマンと言うらしい。

「持ってまいりました。」

「宜しい。下がりなさい。、、、さて、では、一人一枚このカードを取ってください。」

僕がもらったカードは透明で、何も書かれていなかった。

「このカードはステータスカードと言って、今の状態やステータス、、、つまり能力やスキルなどを確認できるのです。」

「しかし、何も書かれていませんよ?」

と、緑川は言う。

こいつさっきからよく喋るなぁ。まぁぼくも疑問に思ってはいたけどね。

「このステータスカードは、ある呪文を唱えて、初めて視認できるのです。その呪文は、《ステータス》」

王女様にが呪文を唱えた瞬間、カードが白く光り何やら文字が浮かんできた。

名前 ミリア=アルキリア

年齢 14歳

LV6

HP20/20 MP 324/324

攻撃力 12 魔力 203

物防 7 魔防 52


なるほど。こうやって使うのか。

「ではみなさんもやってみてください。」

王女様がニッコリと笑った。


誤字脱字等ありましたら御指摘ください


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