恵まれた奴の戯言
この物語はフィクションです。
央海歴824年2月23日
5時00分 ヴィザン集落
「ホサ兄、今日も猪狩りか。」
「そうだよ、スミ―。今日も宜しく頼むぞぅ~。
まだコインのご隠居様の、牡丹鍋用の猪肉オファーが出てるからなぁ~。
今日は猪が狩れたら1頭ずつでも、加工場に持って行くぞ~。
まだオウカは稼ぎたいからなぁ~。」
(昨日の事は半分は納得している。
ま、何時まで女が俺を求めるのか知れたもんじゃない。
俺に魅力が無くなったと判断されれば、中田氏のオファーなんか消えてなくなるんだから。
古賢曰く「求められている内が華。叩かれている内が華。」だ。
取り合えず俺から断る事はしないでおこう。)
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15時30分 ヴィザン集落・加工場
「お疲れ様ぁ~。皆良く頑張ってくれたよぅ~。
計4頭を仕留めて運搬出来たし~、コインのご隠居様の猪肉ボーナスで4頭とも高値で売れたよぅ~。
今日の報酬は50オウカ(約7,000)だぁ~。」
「はぁ~、マジで2日連続のオウカだよ。
スゲェ、スゲェよー。滅多とオウカなんて手に入らないのによう。」
(皆のテンションが高い。大喜びで報酬を受け取って、チームの3人は帰って行った。)
「よし、スミ―。俺らも帰るか。」
「ホサ兄、そうだな。今日も中田氏希望の別の女が2人来ているそうだよ。」
「大人気じゃん、もぅ~。俺は今日は身が持たんわ。
スミ―、悪いけどお前が2人とも相手してくれ、俺はあっさり派だから。」
「・・・分かったよ。ホサ兄。
精々楽しんでもらえる様に、相手の女にサービスしておくよ。」




