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あ、あのう無理だったらこれでお開きでも構いませんよ
この物語はフィクションです。
央海歴824年3月3日
17時40分 山中の宿泊地
「隊長様。あの、俺らの事が無理ならもうお開きでも大丈夫ですよ。」
俺達兄弟と隊長様は酒を飲んでいる。
隊長様の奢りでビールを頂いている。
コインは良質な農産物の大生産地でもある。
ビールはどこでも中級以上の品質の物が飲める。
今飲んでいるのは隊長様が注文してくれた上級のビールだ。
「い、いや失礼をした。大声を出してしまって申し訳無い。
気にする事は無い。儂は貴公らが尻女神教徒を志望していても。
何の問題も無い。驚いて済まなかった。」
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18時00分 同
「隊長様。ビールありがとうございました。
マジでスゲェ旨かったです。
俺はこんな旨いビールは飲んだ事がありません。」
(俺も同じだ。一昨日コインで飲んだピザ屋のビールは旨かったが。
それを上回る旨さだった。やっぱ上級のビールは違うもんだ。」
「そうか。まぁ先は長いんだ。
この長距離乗合馬車の目的地はカワル国なんだからな。
また明日以降も貴公らとは縁がありそうな気がするよ。
貴公らに幸多からん事を願うよ。ありがとうな。」




