表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/10

貧しい集落だか幸せに暮らしていますよ

この物語はフィクションです。

 央海歴824年2月22日


5時00分  ヴィザン集落


「お~い、スミー。悪いなあ~、朝早くから来てもらってよぅ~。」


「大丈夫だよ、ホサ兄。猪狩りだからね、今日もデカい奴を狙おう。」


「そうだなぁ~。ここ10日は毎日獲れているからなぁ~。


保存食の干し肉も十分作れたんだし、今日から猪が獲れたら煮込みが食えるぞ。


母ちゃんに作ってもらおうぜ。


香辛料を一杯入れた贅沢な奴をなぁ~。皆喜ぶぜぇ~。」




 俺の名はスミ―。このヴィザン集落の若い衆だ。


8月の誕生日で20歳になるのだが、まだ独り身になる。


話し相手は俺の腹違いの兄貴のホサ。


ここ2月初めからホサ兄のチームに入って、ずっと猪狩りをしている。



「スミ―、今日は東の山に行くぞぅー。


大猪の目撃情報が多数来てるからなぁ~。


俺の罠に嵌めてやるぜぇ~。ははっ、待ってろよー、大猪~。」



 最近の猪狩りの好調そのままに、ホサ兄は機嫌が良い様だ。


早速、ホサ兄・俺・チームの3人の計5名は、東の山に向かう。


「スミ―、皆、今日は気を締めて行くぞぅ~。


この大猪はちょっと前に大暴れして1人大怪我してるからなぁ~。


油断禁物だぞぅ~。」



~~~~~



5時40分  ヴィザン集落・東の山


 ホサ兄は狩りの達人、そしてこのチームは全員が熟練の狩人ばかりだ。


大猪の痕跡を見つけてテキパキと罠を仕掛けて行く。


俺達は凄腕の狩人と自負しているが、弓矢で得物を射るタイプでは無い。


罠だ。各種のブービートラップの簡易罠。


材料は現地調達のその場手作りばかり、金属類は一切使わない。



「良いぞぅ~。皆激巧いよぅ~。もう何処の狩人チームに出しても恥ずかしく無いよぅ~。


ははっ、俺のチームはヴィザン1の最強狩人組だぜぇ~。


よーし、これなら見込みは十分だぁ~。


今日3頭取れたらボーナスを出すぞぅ~。」



 ホサ兄の言葉通り、それから10時までの間に5頭の猪を罠に掛けた。


通常の2倍近い体格の大猪が2頭掛かったので、止め様の投げ短槍を猪の急所に撃って、大変だったが殺す事が出来た。


それから5人で協力しながら、猪5頭をヴィザンの中心部に運搬した。



~~~~~



15時00分  ヴィザン集落


「皆お疲れ様~。猪5頭は全部加工場に渡せたし、今日は仕舞いだなぁ~。


はい。これ約束の報酬とボーナスだよ。


何と何と今日の支払いはオウカだぜぇ~。


全員に70オウカ(約9,800円)だぜぇ~。」



「マ、マジかよ。ホサさん。70オウカも貰って良いのかよ。」


「もちろんだぜぇ~。猪が高く売れたからなぁ~。


コイン領のご隠居様がなぁ~、牡丹鍋を家臣に食わせてやりたいからって。


オファーが今日入ってたんだってよ。


俺らが持ち込んだ猪5頭が、ミラクル・タイムリー・猪肉だってよぅ。」



「はぁ~っ、今日はツイてるよ。マジありがとうご隠居様!(^ω^)。」



~~~~~


15時15分  同


「母ちゃん、ただいまぁ~。今日は凄かったぜぇ~。


はい。200オウカ(約28,000円)を納めるよぅ~。


それと猪肉の後ろ足のもも肉だぜぇ~。今日はご馳走にしてくれよぅ~。」



 ホサ兄と一緒に実家に帰る。チーム長のホサ兄は当然頭なのだから稼ぎが違う。


俺も70オウカの内、半分を母ちゃんに渡した。


母ちゃんはホクホク顔でホサ兄と俺を褒めちぎった。



「あっ、そうだ。


ホサ、スミ―、お前らに中田氏希望の女が西方から4人来ているよ。」



「おうぅ~。そうかぁ~。スミ―、お前先に2人選べ。


俺は残りの2人で良いよぅ~。


気にすんな、俺は良い嫁さんもう貰ってるからな。


お前先に2人選べ。それで良いからな。」



・・・、2人は俺からすると相当美人だったが為に。


ハッスル祭りをしてしまった。


滅茶苦茶ホワイト・アウトした。良かった、、、とっても良かった。


だが申し訳ない、多分出来てない。それは申し訳無い。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ