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船の見送り、紙テープは使用しないで

 東海汽船株式会社がホームページのお知らせに以下の情報を掲載しました。


「客船出航時の紙テープを使用した見送りの取り止め」について


平素より東海汽船をご利用いただきありがとうございます。

現在、各島出航時に、時折、岸壁と船を結ぶ色とりどりの紙テープが投げられることがあり、客船ならではの見送りの風景として長い間親しまれてきましたが、一方で、かなりの量の紙テープが海洋に流れている状況であり、海洋汚染防止及び安全運航等の観点から速やかに改善を要する状況となっております。

つきましては、弊社船をご利用の皆様には、船の見送りの際の岸壁・本船上からの紙テープを使用した見送りの取り止めにご理解・ご協力をいただきますようお願い申し上げます。


〇実施日:2025年3月1日より


実施日前におきましても、上記の趣旨に鑑み、極力、紙テープのご使用をお控えいただきますようご協力の程、お願い申し上げます。


東海汽船株式会社



 今まで当たり前のことだし、気にもしていませんでしたが、こうして『紙テープ』の問題点を挙げて取り止めの案内をされると、色々と問題があったのだと納得してしまいます。


 この件をニュースにしたサイトには、別れの紙テープの起源の掲載がありましたまで、掲載します。


 別れの紙テープの起源は、1915年にアメリカ・サンフランシスコで開催されたパナマ・太平洋万国博覧会までさかのぼります。

 日本の商社が商品梱包用として紙テープを出品しましたが大量に売れ残ってしまいます。

 苦境を知った現地在住の日本人実業家が安く買い取り、大きな船が停泊する港に運んで「紙テープで最後まで別れを惜しむ握手を」と売り出したところ大ヒット。

 これが別れの紙テープの始まりと言われています。


 まさか在庫処分の紙テープを有効活用?したアイデアだったとは・・・


 トイレットペーパーのように、簡単に水に溶けてしまう紙ばかりでは無かったでしょうから、きっと船が出港した後、清掃が大変なんでしょうね。


 今回、東海汽船が紙テープを使用した見送りの取り止めを発表したことに続き、他社も追従してくれたら、環境にやさしい別の見送り方法のアイデアが出てきたら、イイですね。


 歌を歌って手を振ってお別れするとかの、後片付けをしなくて済むアイデアであって、誰でも出来る方法がイイのでしょうね。

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