ソニー、Blu-ray DiscやMDの生産を2月に終了
ソニーは1月23日、Blu-ray DiscやMDの生産を終了すると発表しました。生産終了時期は2025年2月を予定しているとのことです。
生産終了となるのは、Blu-ray Discメディア、録音用MD、記録用MD、ミニDVカセットの全モデルとのことですが、生産数が相当減っているのでしようね。
後継製品は無いとしていますから、光ディスクや磁気式の記録用メディアの時代は、そろそろ終了ってことなんでしよう。
ソニー以外の他社は、今後の生産どうするのでしょうかね。
ビデオカセットテープの2025年問題もありましたし、今年は記録用のメディアに色々と変化がある年なんでしょうか。
Blu-ray Discでテレビ番組を録画保存することも、確かに減りましたし、1層のディスク(25GB)も枚数が増えて来ると意外と嵩張るので、小さなSSDで保存が出来るのならば、場所を取らないので助かるなって思ってしまいます。
車等で聴く音楽も、今ではUSBメモリ・フラッシュドライブ1本に大量の音楽データをMP3にして入れておき、車のUSBに差し込めば済む時代ですから、CDやMD等を沢山車内に持ち込む必要はなくなりました。
USBメモリ・フラッシュドライブは、16~32GBが1000円程度で買えてしまうほどに安価なのに音楽アルバムを何十枚分も入れておけますから、便利になったものです。
他に使っている古いオーディオ機器との兼ね合いで、これ以上容量の大きなUSBメモリ・フラッシュドライブが使えないのが難点ですが・・・
パソコンの記憶装置もHDDが減って、最近はSSDが主流になりましたからね。
HDDは機械的な原理で動作し、ディスクに磁気的に記録するためにディスクを回転させヘッドと呼ばれる部分を物理的に移動させています。
しかしSSDは、データ記録原理が根本的に異なり半導体で行っているので、振動に強く、データへのアクセス時に音がせず、ハードディスクドライブよりも消費電力が少なく、軽量というメリットのみならず、データの転送速度もシリアルATAで内部接続されたHDDの概ね5倍程度というメリットもあるのだそうです。
私自身も外付けのHDDを、配線をひっかけてしまい誤って60cmほどの高さのテーブルから落下させて、ダメにしたことがありますから、今はUSB端子に直接差し込めるタイプの小さな外付けSSDを使っていますから、納得です。
ただ、どんな記録メディアであっても、データが破損することはそれなりに考慮しなければなりません。
大量膨大となった様々なデータのバックアップ、これからどうするかが悩ましいところです。