日産、商用バン「AD」を生産終了
日産がリストラで、湘南工場の商用バン『AD』を生産終了するらしい。
このジャンルの商用バンは、営業車だったり職人さんたちの便利な車として、多く走ってしますが、最近見かけるのは、トヨタの『プロボックス』ばかりな気がします。
今生産している『AD』は、2006年の12月から販売しているモデルです。
かつてはOME供給で他社に供給していたが、2018年にマツダ『ファミリアバン』はトヨタの『プロボックス』に切り替わり、2019年には三菱『ランサーカーゴ』が販売終了、そしてついに今年の11月に生産を取り止めるとのこと。
またステーションワゴンの『ウイングロード』が兄弟車ですが、こちらは既に2018年に販売終了しています。
ステーションワゴンはトヨタの『カローラフィールダー』の独り勝ちですね。
他には5ナンバーサイズのステーションワゴンが、『カローラフィールダー』以外には、もう存在しないみたいですから・・・
20年近くフルモデルチェンジもしていないのだから、販売台数は低迷し、『プロボックス』の独り勝ち状態みたいですが、全く『AD』が売れないから生産を止めるのか、それてもモデルチェンジする余力すらも残っていないのでしょうか。
昔は車のフルモデルチェンジするタイミングが4~5年でしたが、今はもう少し長い期間になっているようですが、20年近くとなると、技術は日進月歩なのですから、生産台数が少ないと流石に電子部品等の確保も難しくなってくるかもしれません。
その他の様々な部品についても、量産効果が全く出ずに、生産がコスト高になっていたのかもしれませんね。
部品を流用や共有をするにしても、流用元や共有元の車種自体が、既にモデルチェンジや生産終了等しているでしょうから・・・。
そういえば任天堂のファミリーコンピュータが生産終了した理由も、確かファミコンに搭載している電子部品が入手出来なくなったからだったと、聞いたことがありましたね。
日産はホンダと三菱と経営統合するみたいですが、不採算部門は切り捨てる必要があるのでしょうから、5ナンバーサイズの商用バンからは手を引くのかもって、ついつい想像してしまいました。
このタイプの商用バンは、荒っぽく使っていても壊れない、丈夫で長持ちなのに可能な限り安価を求められる、中々難しい様々な条件をクリアしなければならないそうなので、車種選択は出来なくなっても、『プロボックス』一択の方が、量産効果も出て、困難な条件をクリアーし易くなるのかもしれませんね。
でもライバル不在で価格競争の必要が無くなり、値段が高くなったらそれはそれで困りますね・・・
でも調べてみたら『プロボックス』も、10年以上もフルモデルチェンジはしていませんでしたね~
マイナーチェンジやハイブリッド車が追加されたりしていますから、それなりに進化はしているみたいですが・・・
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この『日常生活よもやま話集』以外にも、『撮影旅行よもやま話集』連載中や『 閃光 衝撃 轟音 の記憶 』完結済みが【小説家になろう】内に投稿してありますので、気が向いたら読んでみてね~
『みてみん』には、まだ『小説になろう』のエッセイに掲載していない風景写真もあったりします。