名前を書く方の『サイン』
サイン コサイン タンジェント の三角関数のサインではありませんし、カシオの関数電卓の宣伝の唄でもありませんよ~。
冗談の話題が、かなり古いか・・・古すぎて知らない?
私が使ったのは、この宣伝の関数電卓よりも、たぶん後のモデルだったでしょうが、会社の昇格教育中に、品質管理教育の中の『統計的品質管理手法』ってので、使いましたね。
実際の事務職場では、この手法、一度も使いませんでしたが・・・
今回のお話は、書類に名前を書く方の『サイン』のことです。
私の住む市内に、新たに『信用金庫の支店』が開店することとなり、新聞に折り込みの宣伝チラシが入っていました。
チラシを観ると、《《貸金庫》》の案内文字に目が行きました。
普段は全く使わない『実印』とか、自宅の『登記簿謄本』、使いもしない使えない『記念硬貨』なんかを預けておくのに、安全で丁度いい場所ではないかと思った訳です。
信用金庫が開店したら、貸金庫を借りるのも良いかな~と思っていたところ、信用金庫の職員が開店の宣伝と口座開設のお願いとかで、我が家にも訪ねて来ました。
「貸金庫を貸してくれるならば、口座開設してもいいよ」って伝えましたよ。
まだ誰も正式に貸金庫の申し込みをしていないらしく、信用金庫の職員が「今なら全部の貸金庫の中から、好きな番号の貸金庫が自由に選べますよ」ですって。
「じゃ~1番を貸してね~」ってお願いしましたね。
申し込みの書類には、丁寧にゆっくりと、当時職場で所轄官庁宛ての申請書類用で書いていた、『カクカクの四角い文字』で書いたことを覚えています。
で、先日、大量にある風景写真のバックアップデータのメディア等々を、貸金庫に保管しておくべく、信用金庫の支店を訪れた訳です。
窓口係に「貸金庫を開けたいので、手続きの書類をお願いします」と伝え、書類を受け取ります。
貸金庫室に入室するため、書類に名前をササってサインして、印鑑を押して、窓口係に渡しました。
でも何かあったらしく、奥の方で窓口係とその上司らしき人達が、ファイルを見ながら何か相談しています。
上司らしき人が「すみませんが、ご本人の確認のため顔写真付きの身分証明証など、お持ちでないですか」と問うてくる。
自動車運転免許証を提示して、事なきを得ましたが「最初の申請書類と筆跡が全く違っていたので、念のため確認させていただいた」とのこと。
当然ですよね、申請書類に書いた文字は丁寧な『カクカクの四角い文字』、でも先ほど書いた文字は、適当にササッと書いた文字、筆跡が全然違います。
例えば文字の中の 口 の部分なんて、真四角だったのが、何となく 〇 く書かれているのですから、本当に本人かと疑いたくもなりますよね。
今回は無事に貸金庫に辿り着け、預ける物を入れることが出来ましたが、次回からは、他人と疑われないように、丁寧に『サイン』しようと思いました。
でも考えてみたら、最初から信用金庫のルールで、《《顔写真付きの身分証明証》》を毎回必ず提示いただきますとすれば、全て問題解決なんですよね~
顔写真付きなら動車運転免許証もあるのだし、何のために《《マイナンバーカード》》を作らされたかですよ~
手続きの書類にも、本人確認のため《《顔写真付きの身分証明証》》の提示をお願いしますって、大きく記載しておけば済むことなんです。
何故そういった対応をしないのでしょうか? 不思議ですよね。
書類を渡し、書いてもらったらチェックするのが、業務だと思っていませんか?
難しく考えるより、見える化で、お互いの利便性も考えながら、もっと楽に仕事が出来るよう、工夫をしましょうよ。