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消防飛行艇

 森林火事のニュースを聞くたびに、何故本気で消防飛行艇の導入を考えないのかって思ってしまう。

 毎年のように森林火事で甚大な被害となっているアメリカ・ロサンゼルスでさえ、常時配備していないらしく、森林火災の季節にカナダのケベック州から2機を借用らしいから、『転ばぬ先の杖』とか『備えあれば患いなし』って考えは無いらしい。


 日本でもかつて、50年ほど前に、自衛隊の飛行艇を使っての『PS-1消防艇計画』があったみたいですが、現在になっても1艇も配備されていません。


 それこそ自衛隊とは別組織の災害対策専門で、琵琶湖に消火活動に特化した消防飛行艇隊を配備し、必要ならば世界中に国際貢献で、消火活動で派遣すれば良いのではって、思ってしまいます。


 飛行艇ならば、森林火災の火災現場に近い湖や河川に着水して水を汲み、消火対応できるのだから、スピードも遅く積載できる水の量も少ないヘリコプターよりも、消火活動には有効だと思うのですが、何故なんでしょうね。


 今回のロサンゼルスの森林火災では、消火活動中の消防飛行艇とドローンが空中衝突して、消防飛行艇の翼が損傷してしまったために、任務継続不可能になったとのニュースもありました。


 ドローンの飛行許可も出ておらず、誰がドローンを飛ばしていたのかも不明らしいから、これもまた大問題です。


 この消防飛行艇、一度に最大6000リットルの水をくみ上げ、山火事の消火に当たる機能を持つのだそうです。


 より高性能なUS-2飛行艇を消防飛行艇に改造すれば、最大15000リットルの積載が可能で、この積載量は一般的な消防ヘリ約21機分に相当するとのことらしいですから、ぜひ実現してもらいたいものです。


 日本国内に配備して、消火活動の成果が上がれば、飛行艇の輸出だって、もしかすると出来るようになるかもしれません。

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