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芋発電 芋燃料

 自給率のアップ。これは食料自給率とエネルギー自給率があまりに低すぎる日本の場合は、最も考える必要のある課題でもあるはずなのですが、日本政府の動きは悪いし鈍いと思ってしまうのは私だけでしょうか。


 食料とエネルギーの主導権を他国に握られているのは、本当に残念なことだと思いますよ。


 日本の耕作放棄地は農地の約10%らしいですが、実際はもっともっと多いのだろうと想像します。


 この耕作放棄地を活用しての国家的プロジェクトで、バイオ燃料等作れないものなんでしょうかね。


 以前、『芋発電』なんてアイデアを、聞いたことがありますよ。


 芋は耕作地を選びませんし、発酵液を蒸留すればガソリン代替のエタノールになりますし、乾燥させれば石炭代替のチップにもなります。


 とにかく燃料化が安く簡単にできますし、化石燃料と異なり、芋を燃焼して生じる二酸化炭素は、その芋自身が空気中から固定した二酸化炭素ですから、とにかくカーボンニュートラルなんです。


 そのため、発電による二酸化炭素の排出量を大幅に抑えられ、地球環境にも優しいエネルギーなのだそうですよ。


 太陽光発電や風力発電は自然任せお天気任せで、発電量のコントロールは困難ですが、火力発電であれば、必要な時に必要なだけ発電量をコントロールが出来るのですから、『芋発電』アリかもしれませんね。


 既にブラジルでは、サトウキビから作られるアルコール燃料(エタノール燃料)で走る自動車が普及しているといった前例がある訳ですから、サトウキビは沖縄県辺りしか無理でも、芋でも米でもトウモロコシでもその他でも、魔改造が得意な日本の技術陣ならば、色々と工夫出来ると思うのですが・・・


 アルコール燃料に対する最大のネックは、アルコールなんだから『酒税』も払えなんて言いかねない財務省だったりして・・・

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