ミシシッピアカミミガメ
近所の公園の大きな池に、錦鯉とともに『ミシシッピアカミミガメ』が沢山泳いでいるのを見かけます。
その中には、20cm超えの大きな『ミシシッピアカミミガメ』も沢山いるので、既に繁殖しているのでしょう。
きっと誰かが縁日で買った幼体の『ミドリガメ』が大きくなり過ぎて飼育に困り、この池に放出したのが始まりなのでしょうが、在来種の『ニホンイシガメ』等が淘汰されてしまわないか、少し心配になります。
『ミシシッピアカミミガメ』はカメだけに寿命がとても永く、20年~40年も生きるとのことなので、益々増えて行くのでしょう。
なにせ公園に訪れる方々が、「餌やり禁止」の立て看板を無視して、楽しそうに『ミシシッピアカミミガメ』に餌を与えているのですから・・・
ニッポニアニッポンなんて学術名の『朱鷺』は、過去に日本では沢山繁殖していたが、乱獲と農薬散布の影響で絶滅してしまいました。
運良く中国から寄贈された『朱鷺』を人工飼育で数を増やし、佐渡島と能登半島で放鳥している訳ですから、こちらは自然環境を本来の状態に戻す活動なのです。
でも『ミシシッピアカミミガメ』の身勝手な放出は、在来種を淘汰し、自然環境を破壊しかねない愚行なのです。
日本では2023年6月より条件付特定外来生物に指定され、アカミミガメの3亜種すべてが、野外への放出、販売目的の飼養、輸入等が禁止されているそうだから、もっとハッキリ周知しなければダメなのでしようね。
目の前をのんびりと泳いでいる『ミシシッピアカミミガメ』が可哀そうだと思いもしますが、自治体等と協力してでもある程度の数を駆除することで、今よりも『ミシシッピアカミミガメ』の個体数を減らして、地域の生態系保全と在来種の保護に努める必要がありそうです。




