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マッチ

 「お~ろ~かぁ~ものよ♪」って唄っていた『マッチ』じゃなくって、「ゴクゴク飲める炭酸飲料」をコンセプトに開発されたビタミン炭酸飲料の『マッチ』でもなくって、「マッチ一本火事の元」の方の、擦って火をつける方の『マッチ』での出来事を書きますね。


 実家に行くと、母親が「マッチを買って来て」って言いました。


 確か仏壇の前にライターが置いてあったなと思い、ライターを取りに行き、「このライターじゃダメなの?」って返すと、「ダメ、使えなかったの」とのこと。


 着火スイッチをグッと下に押し込むと、直ぐ簡単に火がつくライターの方が絶対に便利だし使い易いと思っていたのです。


 しかし現実は全く違っていました。


 「簡単だからライター使ってみてよ」って母親にライターを渡しました。


 かなり握力等が筋力が弱っているらしい高齢の母親は、親指で着火スイッチを上手く押し込むこともままならない様子で、残念なことに結局ライターで火をつけることが出来ませんでした。


 その様子を見て、マッチは近所?歩いて数百メートル先のドラッグストアかコンビニできっと売っているだろうと判断し、「マッチ買って来るからチョット待っててネ」と言い、直ぐにマッチを買いに行きました。


 チェーン店のドラッグストアに入ると、日用品の並んでいるコーナーに行きマッチを探します。


 今時マッチなんてあまり使わないから売れないようで、ここのドラッグストアで売っていたマッチは、わずか1種類12箱入りマッチだけでした。


 マッチが湿気るかもしれないから、こんなに必要ないが・・・と思いつつ、マッチだけを買って急いで帰り、母親に渡しましたよ。


 「ありがとねー」とマッチを受け取った母親は早速、マッチで線香に火をつけていましたね~


 こうしてマッチが母親に問題無く使われているところを見るにつけ、マッチなんて古いとか時代遅れなどとは言えないな~って思えてしまいましたよ。

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