スマホを使っての議決権行使で思うこと・・・
とても便利な世の中になったもので、株主の議決権行使も『スマホで議決権行使』が出来てしまうようになりました。
自宅に届いた郵便はがきの『議決権行使書』に賛否の〇を書いて、郵便ポストに投函しての議決権行使が、もう当たり前の行為では無くなってしまいましたね。
物理的に郵便はがきを送るよりも、電子的にデータ処理する方が、時間的にも、消費するエネルギー的にも、後日に郵便局に郵送料金を支払うってコスト的にも、絶対早いし、きっと安価なのでしょう。
郵便はがきは、郵便料金が1枚85円必要ですから、株主がもし1万人居れば『議決権行使書』のたった1回の郵便料金だけで85万円、もし10万人も居れば850万円もの金額を支払うことになる可能性があります。
日本の上場企業で一番株主が多いらしい日本電信電話なんて、株主が178万人ほども居るらしいので、株主に送る書類関係の郵送料金だけでも、たぶん毎回億単位の金額が必要なんですよ。
システムの管理費や運用費等は別途発生するのでしょうが、『スマホで議決権行使』ならば、郵送料金については1円も発生しないのです。
だから『議決権行使書』の集計等業務を代行されている信託銀行は、集計コスト等の削減が名目なのでしょうが、積極的に『スマホで議決権行使』を株主に薦めている訳です。
今なら抽選で100名様につき1名様に、株主ポイント1000ポイントをプレゼント、なんて企画をしている信託銀行もありましたね。
ポイントがクオ・カードペイなどに交換出来るのだとか・・・
しかし残念なことに『株主パスポート』での会員登録・銘柄登録を完了していることが、どうやら必要みたいですから、これがチョットばかり面倒なことですかね。
プレゼントなんて宣伝していますが、よく考えてみれば、一人当たり10ポイントだけなんですよ~中々ケチですよね。
たぶん1ポイント1円でしょうから、郵便料金が減った分と比較してしまうと、還元率が低すぎなんですよ。
利用率を確実に上げたいのならば、数年間の期間限定でも良いと思うので、もっと株主に還元するようにすればって、ついつい思ってしまいましたよ。
また『株主パスポート』に登録等しなくても、自動抽選的な仕組みで、プレゼント企画をしてくれた方が、面倒が無いなって思ってしまいます。
だって『議決権行使書』の集計等業務を代行されている信託銀行は、1社だけでは無いのですから、違う信託銀行が代行している銘柄については、たぶんイヤ絶対に登録出来ないと思うのですよ。
証券コードを入力した時点で、エラーってなるのでしょうか・・・
さらに他の信託銀行が同じような仕組みを開始すると、きっと大勢の株主の方が勘違いや混乱をしてしまい、様々な失敗をすると思います。
『スマホで議決権行使』は確かに便利ですから、たぶん今後は積極的に利用することとなるのでしょうが、ネットショッピングのような様々な通知がメールで届くようになるのだとしたら、チェックが面倒なので困るなって思ってしまいます。




