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憧れの優待生活

 株式投資って聞くと、中々難しそうに思えますよね。

 株価って、上場企業の業績に連動するし、為替にも敏感に反応するし、世界経済の好不況にも左右されるし、天変地異・天災にも左右されししまうのです。


 株価の上下変動は意外と激しいし、場合によっては『倒産』で株式の価値が無くなる可能性だってあるのだから、怖いのですよね。


 ところが、そんなリスクが大きい株式投資で、人生を結構楽しんでいる方がいると、ニュースに出て来ました。


 そうですよ、『将棋の人』のことです。


 『将棋の人』が話題となり、有名になった『株主優待』を沢山頂いての『優待生活』。


 今も元気に自転車で彼方此方走り回り、上場企業から届いた『株主優待』を日々使う生活をされていると、時々ニュースになったり、将棋の人へのインタビュー記事が雑誌に出たりしていますね。


 株の投資についての本まで書いているそうで、充実した楽しい愉快な『優待生活』を送っているみたいで、羨ましい限りです。


 普通の人では、『将棋の人』のように、約5億円の金融資産を保有しているなんてムリ、普通は中々持てない金額ですからね。


 でも5億円分もの株式があれば、配当金と株主優待だけでも、たぶん問題なく余裕で生活ができますよね。


 保有する株式の選択を、間違えていなければの条件ではありますが・・・なにせ5%以上の配当利回り銘柄が何と200銘柄ほど、4%以上ならば700銘柄ほど、3%以上ならば1500銘柄ほど、2%以上ならば2300銘柄ほどもあるのですからね。


 そうなると単純に高配当利回りの株式を選ぶのはとても簡単なわけで、株式の選択失敗はかなり少ないと思うのですよ。


 金融広報中央委員会の「2022年家計の金融行動に関する世論調査」によると、総世帯の金融資産保有額は平均1150万円、中央値は280万円なのだそうです。


 何処まで正確な調査かは判りませんが、この金額を見ると、日本人はあまりお金を持っている人は居ないんだな~ってことになります。


 だから、金融資産で株式を保有しているにしても、殆どの方が精々数百万円から1千万程度がいい所ではないかと思います。


 あくまでも金融資産に限定ですから、実物資産の不動産や宝石、貴金属、絵画、骨董品、人によっては高級車等で持っているのかもしれません。


 実物資産を多く持っている人って、いわゆるお金持ちの人が多いのかな。


 そう考えると、おろせば直ぐ使える金融資産を、億単位で多く持っている一握りの人は、別格だと思います。


 『将棋の人』のような、億単位の金額の株式保有といった金融資産保有は無理でも、株式を保有しているだけで貰えてしまう『優待生活』に憧れ、私も株主優待のある株式を選んで買い始めました。


 だって余裕資金である金融資産の何割かを株式で持てば、配当金と株主優待の両方を貰えてしまうのです。


 銀行の殆ど利息も付かない定期預金等に預けているより、株主優待のある株式で投資する方が、確実に楽しみがあります。


 探せば10万円前後の株式でも、驚いたことに、配当金と株主優待の両方が貰える株式って、意外と多くあるのですよ。


 10万円前後とは言え、株式の株価は変動が激しいので、損をすることもあるでしょうが、長い目でみればしっかり資産が増えている、いや、増えるような株式を選んで投資をするんですね。


 そして、仕手株と言われるような株式には、絶対に手を出さないことが必須です。


 昔、〇イブドアの株式がストップ高とストップ安で、株価が乱高下したのを覚えている方もいるかもしれません。


 〇イブドアの株式がストップ高が続いている時に、まだまだ株価が上がると妄信して無理して買った人たちは、ほぼ全員が大損していると思いますよ。


 最近の例だと△ンジェスですかね~、コロナワクチンを国内開発ってことで株価が急上昇しましたが、結局コロナワクチンを開発出来ずで、株価が急降下でしたから。


 2020年6月1日に2492円まで上昇した株価が、今では50円前後で推移しているのですから、約50分の1の残念さなんですね。


 だからこそ、株価が乱高下せず安定している、企業業績もしっかりとした、株主優待のある株式を探す必要があると思うのです。


 実は株主優待のある株式って、株価の価格変動のパターンが判りやすいのが、意外と多いのですよ。


 もし気になったら、株主優待銘柄の3年間とか5年間とか10年間の、株価推移グラフを観て見てください。


 グラフを見るのは、会社四季報みたいな本の最新版でも、株主優待の紹介本でも、ネットのファイナンス情報でも、証券会社のサイトでも、株価の変動傾向が判れば何でもいいのです。


 何となく判ると思いますが、配当金と株主優待の貰える権利日を目指して、株価が上昇していますし、なにも貰えない時期には下降していきます。


 簡単に言えば、株価が一番底値のタイミングで株式を買い、権利日や株主総会前の株価が高いタイミングで半分株式を売る。


 そうすれば、株式売買益と配当金、株主優待が貰える訳ですね。


 そしてまた株価が下がったら、半分売った分の株式を買い戻すのです。


 ただし、株主優待のある株式にも欠点があります。


 企業の都合で株主優待を実施しているため、いつ株主優待を廃止するか判らず、株主優待が廃止となると、配当金の大幅な上乗せでもしない限りは、株主優待の廃止を発表したら翌日は、ほぼ間違いなく連続ストップ安です。


 株主優待目当ての個人株主が、もういらないと一斉に株式を手放すからですよ。


 株主優待のある株式は、株主優待があることで、株価が支えられ高値を維持しているのですから、個人株主が株価を支えていたってことですね。


 だから支えが無くなれば、株価は下がって当然なのです。


 そのことを理解したうえで、株主優待のある優良な株式に投資をしましょう。


 私が選んだ優待株式は、クオカードや図書券、お米券、食事券が貰えるものです。


 クオカードはコンビニの各店で使えるので、中々便利ですよ。


 以前、旅行先の観光地にあったコンビニでお土産を買ったとき、全てクオカードで支払いを済ませられて、お得感満載だったことがありました。


 外食の際にも、株主優待の食事券が使える店に入れば、ほとんどの金額を優待券で支払いとなりますので、安価に食事が出来ます。


 少しは『優待生活』興味湧きました?




 追伸


 ↓これだけは覚えておいてください。↓


 株式投資、資産運用は《 自己責任 》である。

 他人の意見を参考にする場合でも、必ず自分の頭で考えて自分で決めることが必要である。

 たとえ損をしても、誰も責任をとってくれないからだ。

 株式投資はムリせず楽しく行わないとダメだよなって、常々思う次第です。



 他の作品の宣伝です。


 この『日常生活よもやま話集』以外にも、『撮影旅行よもやま話集』連載中や『 閃光 衝撃 轟音 の記憶 』完結済みが【小説家になろう】内に投稿してありますので、気が向いたら読んでみてね~

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