嵐山『竹林の小径』で傷ついた竹を伐採
心無い観光客?の悪戯・落書き等で、残念な姿を晒してしまっている嵐山の『竹林の小径』で、市や地元団体の方々が11月19日に、景観の悪化を防ぎ、観光客の手が届かないところまで竹林を後退させるため、落書きされ傷ついた竹4本を含む計25本を伐採したそうです。
竹林の約7000本のうち、350本で落書きを確認したとのことですが、手の届く範囲・落書き等悪戯が出来る範囲が、たぶん350本だったんでしょうね。
本当に情けない残念な話です。
大切に育てている竹林に落書きなんて、自己主張にも程がある、ホント非常識すぎますよ。
自分の家の玄関や壁に、勝手に落書き等をされたらって考えないのでしょうか?
そんなことをされたら凄く気分が悪いし、修復費用だって被害者持ちなんですよ。
破損状況によっては、修復すら困難なことだってあるんですよ。
場合によっては『器物破損』で、被害届を出すレベルなんですよ。
当然の如く、誰も自分がやったって名乗り出る人も皆無です。
多くの観光客が訪れていて、竹林の素敵な景観を楽しむはずが、残念な落書きが真っ先に目に入るなんて、イヤだと思いませんか?
非常識な振る舞いをする方々には、観光に訪れて欲しくないものだと思えてしまうのは、私だけなのでしょうか。
私が嵐山の『竹林の小径』を訪れて写した10年前の竹林の風景写真には、竹への落書き何て1つも写っていませんでしたから、落書き等の悪戯が増えたのは、近年・最近のことなんでしょう。
オーバーツーリズムが原因なんて思いたくありませんが、きっとこれも一因なのでしょうね。
ゴミの放置と同じで、落書きが目立つようになると、既に沢山落書きがあるのだからって、私も私もってなったのかもしれません・・・
今一度、観光をするときの行いや振る舞いについて、無礼・失礼や非常識になっていないか、地元の方々に迷惑を掛けていないか等を含め、皆で考えてみましょうよ。
せめてもの救いは、竹はとても強い植物なので、伐採しても伐採しても次から次へと筍が生えて来るし、筍が出て来たらのならば、竹は1年でほぼ成長しきるってことでしょうか。




