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肺に水が溜まってますね

 高齢な父親がベッドの上で、かなり息苦しそうなので、「苦しそうだけど、どうした?」って聞くと、「42キロ走っている」だって・・・


 まだ冗談が言えるのならば救急車を呼ぶ必要もなかろうと「医者に行くぞ」って、近所の内科を標榜する診療所に、慌てて連れて行った。


 診察室でドクターに「呼吸も心拍数も運動しているときみたいに早くて、息苦しそうなので連れてきました」って伝えると、ドクターが「この様子だと、肺の中に水が溜まっているのかも知れませんね、レントゲン写真を撮って確認しますね」とのことで早速レントゲン撮影です。


 現像が終わったレントゲン写真を見せてもらうと、確かに肺の下の方が真っ白になっていましたよ。


 ドクターが「肺に水が溜まって、肺の下の方が白くなり始めていますね、〇□病院に紹介状を書きますので、至急『救急外来』に連れて行ってください、たぶんそのまま暫く入院することになりますよ」とのことです。


 受けた説明を要約すると、高齢者にはよくある症状で、肺に水がたまると、肺で酸素が少ししか受け取れなくなって、必要量の酸素を求めて呼吸も心拍数も早くなる、息苦しくなるみたいです。


 たとえ逆立ちをしたとしても、肺にたまった水は出て来ないらしい。


 診察後、受付で『紹介状』と『レントゲン写真』、『診療データ入りのCD-R』を受け取り、そのまま〇□病院の『救急外来』に直行です。


 〇□病院の『救急外来』で色々と検査をして、やはりそのまま集中治療室に緊急入院でしたよ。


 『緊急外来』のドクターの説明によれば、「ご高齢なので確約は出来ませんが、順調に治療が進めば、2週間ほどで退院出来るでしょう」とのことです。


 入院に際して、色々な書類作成と、何枚もサインをしましたよ~


 入院するのって、中々面倒なものですね~



 〇□病院の担当医から電話があり、集中治療室から一般病棟に移ったとのこと、とりあえず峠は越したみたいですね。


 今回、肺に水が溜まった原因は、かなりの高齢ってこともあるのでしょうが、処方された飲み薬を、真面目に服用していなかったことらしいです。


 本人は「3日くらい飲んでないかな?」なんて適当なことをドクターに言っていたみたいですが、ドクターの見立てでは「たぶん半月以上、下手するとひと月近くは真面に飲んでないな・・・」でしたよ。


 通販で買った『腰痛』系の薬は、飲んでいたみたいだが・・・困ったものです。

 やっぱり処方された薬は、医師の指示通り真面目に服用しなければダメってことでしたね。

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