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懲戒処分 譴責(けんせき)

 民放のテレビ放送で、討論?番組の司会者が不適切な発言をしました。


 この司会者はテレビ放送は公共電波なのに、自分の意見や主張が優先されてしまったのでしょうか?


 私からすると司会者・ジャーナリスト・評論家が、活動家?的な発言をしてしまっては、放送としての公平性は保たれないって思えてしまうのです。


 この討論?番組は生放送では無く、事前に収録したものを放送ですが、司会者の不適切な発言部分の編集削除すらもせずに、そのまま放送してしまったのです。


 イヤ、民放テレビ局側が司会者の不適切な発言部分をワザとカットしなかった、完全な暴走の可能性もあるのです。


 この放送実態から、この番組を放送している民放テレビ局は、放送倫理についてのチェック機能が全く働いていない、まともに機能していないことが判明してしまった訳です。


 司会者に対しては、放送後に編成制作局が一応『厳重注意』はしたようですが、何とも甘い残念な対応です。


 でも『厳重注意』したのは、放送前では無く、放送後なんですからね~


 そして放送後に、この不適切な発言「あんなやつは死んでしまえ、と言えばいい」が、ネット界隈でも大問題な発言として拡散されてしまいます。


 情報発信について、テレビ局等による一方的な一方通行発信から、一個人でも可能な相互発信・情報共有となった訳で、時代の変化を感じますね~


 民放テレビ局は仕方なく?臨時取締役会で「政治討論番組としてのモラルを逸脱している」として、この討論?番組の打ち切りと、編成制作局長を懲戒処分で譴責とすることを発表しました。


 今回の不適切な発言に対する懲戒処分は、譴責の編成制作局長一人だけ???


 トカゲのしっぽ切り?的に上手く誤魔化した?


 でも譴責って、凄く甘い処分なんですよ。


 懲戒処分は軽い順から、戒告・譴責、減給、出勤停止・自宅謹慎、降格、諭旨解雇、懲戒解雇でしたっけ・・・


 譴責とは自分の行為を反省し、同じ間違いをしないために始末書を提出する処分ですからね。


 表面上は一応反省したみたいなこととして、過去事例等を参考にし適当にコピペしてでも、書面で始末書を出せばハイお仕舞いなんですよ~


 『反省だけなら、サルでも出来る』って、コマーシャルありましたよね~


 そんなレベルの処分なんですよ~


 今回の民放テレビ局だけでなく報道機関は身内に甘い、甘すぎるって思います。


 報道では、徹底的に過激なまでの言論攻撃をして、一方的に叩き続けますよね。


 それなのに「視聴者、関係者の皆さまに改めて、心よりおわび申し上げます。今後も放送倫理の一層の徹底を図ります」とコメントを出しただけで、アッサリ済ませるつもりなのですから、お気楽だな~って思ってしまいました。

 一応この司会者も、Xへ謝罪?言い訳めいた投稿をしましたが、発言の趣旨について「野党に檄を飛ばそうとしたものでした」と説明したうえで、「きわめて不適切な表現となり、深く反省しております。本当に申し訳ございませんでした」とはしたものの、不適切発言をした相手への謝罪は一切ありませんでしたから、何とも中途半端な内容でしたし、残念ながら心がこもった感じもしませんでしたね。


 こんなところから、その人のホンネとか本質、人間性が垣間見えるのですよね~

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