呆れるほど『ながらスマホ』のドライバーは多い
観光バスに乗っての『日帰りバスツアー』で、大型バスは滋賀県から愛知県に向けて、新名神高速道路を走っていました。
大型バスは時速約90~100キロで走っているため、約80~90キロで走行している乗用車や大型トラックを追い越すため追い越し車線を一時的に走ります。
今回のツアーで私の座った座席は大型バスの左側窓際席だったため、追い越し車線を大型バスが走っていると、走行車線を走っている乗用車の運転席がとても良く見えるのです。
その時に10数台程の乗用車の運転席を見たのですが、なんと時速約80~90キロで走りながらの『ながらスマホ』で、スマホを操作していたり眺めていたりする運転手を5人も発見しました。
呆れるほどに『ながらスマホ』の状態で日常的に平気で運転するドライバーが多いのだと、実感しましたよ。
中にはスマホの画面をスクロールしていて、チラチラ前を見ますが、殆ど前を見ていないドライバーもいましたから、呆れてしまいます。
もしかすると自動運転中のドライバーも居るのかも知れませんが、こんな運転状況では交通事故は絶対に減りませんよね。
よく交通事故を起こさないものだと思いますが、日常的に『ながらスマホ』をしているドライバー本人は、いったいどう思っているんでしょうね。
<道路交通法で禁止されている『ながら運転』『ながらスマホ』の該当行為>
車を運転中に携帯電話を持って通話すること
車を運転中に携帯電話の画面を注視すること
車を運転中にカーナビの画面を注視すること
『ながら運転』『ながらスマホ』で、走行中ほんのわずかな時間でも視線を外すことが、重大な事故につながりかねませんが、該当行為の『注視すること』についてが、具体的な秒数については明確な規定はなく、とても曖昧なんですよ。
車が信号待ちや渋滞などで停まっているときに、携帯電話で通話をしたり、カーナビの操作をしたりすることは、ただちに違反となるわけではなく、『ながら運転』『ながらスマホ』の罰則対象になりません。
これは道路交通法において『自動車等が停止しているときを除き』と記載されていることが理由です。
でも一旦車が走り出したら、『車が停止するまでは絶対にスマホの操作はしない、車の運転に集中する』ぐらいは、常識として守って頂きたいものです。
私は過去に、渋滞中の最後尾で停車していたとき、後続車に追突され、車が全損となったことがありますが、この後続車のドライバーは、このとき『ながら運転』で全く前を見ていなくて、ほぼノーブレーキで追突でしたから・・・経済的にも精神的にもホント大損害でしたよ( ;∀;)
ちなみに私が車を運転するときには、携帯電話やスマートホンはカバンの中に入れてしまい、運転中には絶対に操作等が出来ないようにしています。
注意1秒ケガ一生、その一瞬が命取りってならないよう、常日頃から安全運転を心掛けたいものですね。




