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コペンが生産終了へ

 2025年10月現在、軽自動車唯一の2人乗りオープンスポーツカーであるダイハツのコペンが、2026年8月末で生産終了との発表がありました。


 2002年のコペン生産開始から累計で約11万台、あまり使い勝手が良いとは言えない2人乗りのオープンスポーツカーですから、よく売れたものだと思います。


 多くの部品がダイハツの他の軽自動車と共通なので、コペンの販売価格が200万円程度からと、あまり高価とならなかったことも幸いでした。


 コペンのライバルだったホンダS660も、2022年3月末で既に生産終了してしまいましたので、これで軽自動車のオープンスポーツカーが1車種も無くなってしまう訳で、寂しい気もしますがこれも時代の流れなのでしょう。


 今は後部座席がスライドドアの背の高い軽自動車が主流ですから・・・


 昔は軽自動車のスポーツカーABCとして、マツダのAZ-1、ホンダのビート、スズキのカプチーノがありましたが、これも懐かしい思い出です。


 年々厳しくなってくる衝突安全性や安全装備の義務化、限られたサイズの軽自動車のオープンカーでは対応も困難なのでしょう。


 ジャパンモビリティショー2023で展示されていたコンセプトカーのビジョンコペンは、軽自動車ではなく5ナンバーの普通車サイズでしたから、もしかすると今度のジャパンモビリティショー2025で何らかの発表があるかも知れないと、ワクワクしています。


 もしビジョンコペンが発売されることとなれば、マツダのロードスターの好敵手としてオープンスポーツカー市場を盛り上げてくれることでしょう。


 軽自動車では国内販売だけで輸出も中々出来ませんが、普通車サイズならば輸出も可能ですからね。


 トヨタやスズキにもスポーツカーの噂が出ていますから、楽しみですね。


 出来ることならば、大排気量や高出力は必要ないので、支払総額が300万円台で収まるような廉価なスポーツカーの発売を希望します。


 そうなれば私でも、既に9年乗っているコンパクトカーの買い替えで、なんとか買えそうなので・・・

※軽自動車のオープンスポーツカー、他にもありましたよ。イギリスからの輸入車ですが、ケータハムのセブン170が軽自動車規格ですね。エンジンとトランスミッションもスズキ製です。

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