ブラジルにあるトヨタのエンジン工場、暴風雨で屋根が吹き飛ぶ
トヨタ自動車のブラジルにあるエンジン工場が2025年9月下旬、猛烈な暴風雨によって大きな被害を受けたそうです。
ニュースの被災写真を見ると、工場のトタン屋根?がほぼ吹き飛び、廃墟のような状態でした・・・
完全復旧には1年程度かかるのでしょうね~
工場内の生産設備も風雨にさらされてしまいましたから、ダメになっているでしょうから・・・下手に中途半端な修理をすると、後々不良品等でリコールなんてこともあり得ますからね・・・
多分このエンジン工場は、ブラジルの建設基準で建設したのでしょうが、今後は日本の工場のような厳しめの建設基準を、どこの国で建設するときも採用しないとダメなんでしょうね。
昔、日本の大手自動車部品メーカーがインドに工場進出するときの様子を聞いたことがありますが、インドの現地基準で工場を建設するしか無くて、日本ではありえない信じられない建物・工場だったって、ぼやいてましたね。
話を聞いているときには、建設工事中の写真や映像も見せてもらいましたが、日本と違い地震が殆ど無い国とはいえ、こんなレベルの建設で本当に良いのだろうかって思いましたよ。
だからトヨタ自動車のブラジルにある工場も、地震もほとんど発生しない地域なのだから、きっと緩い建設基準の工場なのだろうと想像してしまうのです。
そして近年の気候変動で暴風雨等が多く発生するようになったことに、緩い建設基準の工場が全く対応が出来なかったのでしょう。
トヨタ自動車のブラジル工場で生産されている自動車は少し特殊で、アルコール燃料にも対応出来るエンジン仕様となっていますから、日本で生産しているエンジンをそのまま輸出することも出来ません。
これから、ブラジルで生産することが出来ない1年の空白期間をどのように乗り切るのか、日本国内の自動車部品製造工場の真価が問われるのかも知れませんね。
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