上下水道料金 住民から438万円も過大徴収
とある市が、住民1人から上下水道の料金約438万円を過大に徴収していたと発表し、住民に過大徴収分を返金したそうです。
水道メーターを交換して開栓した際、実際の指針は「1」なのに、システムに旧メーターの指針「245」を誤って入力、更に検針時にも間違いを見逃したのが原因とのことでした。
全くチェック機能が働いていない、なんとも残念なお話ですね。
そもそもチェック機能を準備すらしていなかった可能性すらもあります。
場合によっては水道管の老朽化による漏水等もあるのですから、前回の上水道使用量と比較して、例えば5倍とか10倍以上の使用量ならば念のため住人に確認するとかの、請求前確認ルールがあっても良いと思われます。
コンピュータで上水道使用量のデータ管理をしているのですから、簡単に異常値のリスト化や異常値に対するチェック作業は出来ますよね。
ま~現実には、一般住民用の水道メーターは『9999.999㎥』までの表示でしょうから、次回の検針時には入力のミスに絶対気付くとは思いますが・・・
市は「チェック体制の強化など事務の流れを見直し、再発防止に努める」と話しているそうですが、どのように対策したのか後日公表願いたいものですし、市議会でもしっかりとチェック願いたいものです。
私の場合は自己防衛策として、上下水道料金の引き落としをしている預金口座については、通常の場合10万円以下の必要最小限の金額しか入れてありませんから、引き落としの金額が異常値だった場合には、残高不足で料金の引き落としすら出来なかったと思いますが・・・
もしも住民が過大徴収に全く気付かないままだったら、いったいどうなるのでしょうかね~
下手すると5年経過で、過大徴収も時効成立で返金せず丸儲けですかね~
東京都も消費税を20年以上納めていなかったのに、時効で過去に遡って納付せずに丸儲けって話で済んだみたいですし・・・過去の売り上げ額すらも全く把握出来ていない杜撰な実態ですし・・・都議会のチェック機能も全く働いていない・・・何とも情けない話ですよ。




