オーバーツーリズム
オーバーツーリズムとは、過度な観光地化によって、地域住民の生活環境や観光客の観光体験に悪影響を与える状態のことを指すのだそうです。
のんびり静かに暮らしていたいのに、観光客が多く訪れることで困惑している地域住民たち、中々難しい問題です。
多くの観光客が訪れれば、地域全体で考えると、それなりに景気が良くなるみたいですが、慢性的な道路の渋滞等で暮らしにくくなってしまうのであれば、デメリットの方が多くなる可能性もあります。
観光シーズンになると、道路の道幅が狭いために、わずか2キロの距離を70分以上もかけて通行することとなる大渋滞で困っている、とのニュースもありましたね。
観光地に住む知り合いが、自宅の庭をショートカット通行されて、家の中を覗かれたり、花壇を踏み荒らされたりするのだそうです。
でも、注意するのも怖いし中々言葉も通じない方も居たりで、本当に困っている、と嘆いていましたね。
庭先にプランターでイチゴを育てていた方が、イチゴが綺麗な赤色に色付き始めたら、外国人らしい観光客に勝手に全て収穫され食べられてしまったって、カンカンに怒ってましたよ。
誰か居るな~って思ったら、モグモグしていたのだとか・・・
インバウンド観光客数を増加させようなんて話がありますが、無理して増やさない方が良いような気がしてなりませんよ。
「郷に入りては而ち郷に随い、俗に入りては而ち俗に随う」とか「郷に入っては郷に従え」などの言葉が昔からありますよね。
そこに元々暮らす方たちにとって迷惑となることの無いよう、十分配慮願いたいのです。
常識や考え方が違うことはある程度理解出来ますが、身勝手や我を通す方たちなのであれば、出来れば来て欲しくないが本音なのですから・・・




