偽造エアバッグ
米運輸省道路交通安全局によると、「最近発生した2件の死亡事故を巡り、中国製エアバッグが関連していた」と明らかにし、「偽造部品が衝突時に爆発する可能性がある」と警告を発しています。
純正品ではないアフターマーケットのエアバッグが衝突時に破裂したとしていますから、正しくエアバッグが膨らまなかった、破裂して乗員を死亡させたり、ケガを負わせたってことですね。
この偽造エアバッグは、オンライン販売されているらしく、安い物だと正規品の10分の1程度の価格らしく、かなりの数量が流通しているのだそうです。
少しでも安くエアバッグの交換をしてしまおうと考える心理はそれにりに理解できますが、安全や安心と天秤にかけるのは違う気がしますが、交換した整備業者等はいったいどのように考えていたのでしょうか。
エアバッグを交換依頼した者も、偽造エアバッグと判っていての交換であれば、躊躇したかも知れませんよネ。
交換費用が安ければ何でも良いって考えならば、仕方ないのかって思ってしまいましたが・・・
日本国内でも偽造エアバッグが流通しているようで、チャットgtpで聞いてみたら、過去には中古車販売業者らパキスタン国籍の男4人を、偽造エアバッグの輸出未遂などの容疑で逮捕していますね。
彼らは中国から部品を仕入れ、ホンダやスバルなどの偽のエンブレムを付けたエアバッグを製造し、国内外に販売していたとされています。
これらの偽造品は、衝突時に作動しない、あるいは部品が飛び散るなどの危険性があると報告されています。
このグループは2020年以降、約40か国に偽造エアバッグを輸出していたとみられ、売上は約2億8000万円に達していたとのことです。
日本国内でもネットを通じて販売されていたため、それなりの数量が市場に出回っていると見られますが、事故等でエアバッグが作動しないと中々偽造品と発覚しない可能性もあるのですから、困ったものです。
現実に日本国内でも偽造エアバッグが流通していた事実を考えると、安いからと変な部品には手を出さないのが無難のようですね。
ま~純正部品の取り扱いが保証されている正規ディーラーで購入・交換をすれば、何の問題無いのですが・・・
ただ、中古車の購入をする場合だと、事故履歴やエアバッグ交換履歴をしっかり確認する必要がありそうです。
車両診断機(OBD)で、エアバッグの状態をチェックすることも可能のようなので、チェック出来ない場合は、チョット疑う必要もあるかもね~
万が一偽造品を発見してしまった場合は、命に関わる問題なので、自己判断で使用などせず、専門家に必ず相談を。
出来れば、消費者庁や国土交通省、最寄りの警察署に通報してくださいネ。
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今のところ毎日更新中(そろそろ不定期更新になりそう・・・)のエッセイ『日常生活よもやま話集』の他に、不定期連載中の『撮影旅行よもやま話集(撮影旅行で私が写した風景写真付き)』、不定期連載中で他の投稿サイトで開催の自主企画向けに書き下ろした作品集の『様々なジャンルの短編集』、それ以外にも『遠い昔の学校の思い出話』完結済みや、近未来SF的な『 閃光 衝撃 轟音 の記憶 』完結済みが、【小説家になろう】内に投稿してありますので、気が向いたら読んでみてね~




