放置自転車
ウォーキングをしていると、市の管理する歩道に、ポツンと電動アシスト付きの『自転車』が鍵を掛けて置いてありました。
何週間たっても自転車はず~とそのままで無くならないので、これがいわゆる『放置自転車』ってやつだと思いました。
今時は自転車に名前なんて書かないのでしょうか、一目では所有者は判りません。
廃棄処理が面倒で自転車を乗り捨てた不法投棄なのか、盗難された自転車なのかは判りませんが、気が付けば市役所からの『警告書』が自転車に貼ってあります。
要約すれば、ここは市の管理道路で、所有者が〇月◇日までに自転車を撤去しないのならば、市が撤去し処分するよって書いてありましたね。
防犯登録のシールは貼ってありましたので、市役所から警察に放置自転車の連絡をしても、所有者が自転車の回収に来なかったのでしょう。
警察が動いていないってことは、盗難届も出てなかったのでしょうね。
いつまでも放置されている自転車を見るにつれ、自転車一つ撤去するのにも、ルールや条件があって、中々に大変なようだと思った次第です。
でも考えて見れば、放置自転車の撤去も処分も、全て我々の税金から費用を捻出しているんですよね。
正規の廃棄処理をしないで『不法投棄』をするズルい人が増えると、負の連鎖が始まるから問題なんですよ。
不法投棄は景観も悪いし撤去処理のために、投入しなければならない税金だって増えそうで、何だかイヤですよね。
せめてリユースで中古自転車として売れるのならば、少しは費用補填も出来るのでしょうが、それも中々面倒で難しそうです。
『放置自転車』って言葉は、盗みは『窃盗』なのに『万引き』って言っているのと同じで、言葉が軽くて罪の意識が薄くなるのかもしれません。