クドナルドのハッピーセットのキャンペーンに思うこと
日本マクドナルドは2025年8月20日、29日から開催を予定していたハッピーセットのキャンペーン「ワンピースカードゲーム」の開催を見送ると公式サイトで発表しました。
2025年8月9日から開催した、『ポケモン』の限定カードなどをオマケとしたハッピーセット企画において、各地の店舗で買い占めが発生する等のトラブルが発生したためです。
希少品となりうる限定カードなので、転売ヤーの食い物にされた訳ですね。
肝心のハッピーセットは、彼方此方の店舗近くに、食べもせずに捨てられていたそうなので、これも残念なことです。
遠い昔、ビックリマンチョコの中に入っているオマケの『ビックリマンシール』に、レアなシールが偶に入っているとかで、収集や高値売買の対象となったことがありました。
この時に、『ビックリマンシール』を取り出して後で、ビックリマンチョコが食べずに大量に捨てられていたことが、社会問題となりましたよね。
限定品をプレゼントする場合は、『ビックリマンシール』と同様のトラブルを想像や想定しなかったのでしょうか。
マクドナルドは子供向けとして考えたのですから、キャンペーンを開催するにしても、限定数量が少ないなどでのレア感を出さない工夫と、即日配布終了なんてことにならないような、しっかり子どもたちに渡るような、もう少し配慮が必要なのではって思ってしまいます。
今はインターネットでいとも簡単に売買が出来てしまう時代なので、誰もが簡単に転売が出来てしまうのですから、儲かるからと気軽に転売しているのではないでしょうか。
子どもたちにプレゼントするつもりのキャンペーンなのですから、肝心の子どもたちにプレゼントの品が届かずに、転売ヤーに食い物にされる高値で売買されてしまっているのは、本当に残念でなりません。
ところで、この転売している方たちって、転売したことによる売買益の確定申告って、真面にしているのでしょうかね?
給与所得者であるサラリーマンの場合は、20万円を超える所得が発生しなければ、確定申告の必要がないこととされています。
しかし、確定申告を行うことが義務付けられている個人事業主は、ヤフオクなどネットオークションで売却した金額もすべて申告しなければなりません。
売買の相手に対しては匿名かも知れませんが、ネットオークションのサイトには個人情報を登録しているのですから、全く秘密にならないのですが・・・本当に知らないのでしょうか。
こんなセコイことをする転売ヤーは、税務調査されて重加算税を含め税金を徴収されてしまえって、ついつい思ってしまうのは私だけなのでしょうかね~。




