現役引退
プロ野球の選手が、現役引退を発表しました。
「お疲れさまでした、素晴らしい活躍を見せて頂きありがとうございました」と労いたいですね。
プロの選手は現役で活躍できる期間が限られているし、本当の一流と言われるレベルの選手はほんの一握りです。
同学年の高校球児約5万人の中から、プロ野球12球団の選手になれるのは僅かに100名ほど、そして一流選手として一軍で大活躍して、惜しまれつつ現役引退することが出来るのは、更にほんの一握りの人数なのです。
プロの選手として頂点に立ち続けるためには、激しいトレーニングで身体を酷使し続け、ケガ等の故障とも戦い続ける、場合によっては一縷の望みを掛けて、治療のために身体にメスを入れる。
そして先輩たちと毎年新たに入って来る後輩たちとも、数少ない一軍の選手登録枠をレギュラーの座を日々争い続ける、私には到底真似出来ません、そんなど根性は無いです。
草野球の底辺レベル以下の私は、昔々近所のバッティングセンターで、試しにスピードガンで全力投球のスピードを測定したことがありますが、ストライク入るようにコントロールして投げると、時速100キロしか出ませんでしたよ。
ピッチングマシンの投げるストライクボール、真っ直ぐしか来ないと判っていても、真面にバットに当てることが出来るのは、時速120キロが限界でしたね。
監督やコーチのような指導者や、テレビやラジオや新聞等の解説者や取材記者として、今後もプロ野球に関わる形でそれなりに長く活躍できる人は少ない。
そんな仕事に就けるのは、更に更に少ないほんの一握りの人だけだと聞きます。
現役引退後の進路は不明でしょうが、まだまだ若い30代なんですよ。
今後どのような仕事に就くにしても、プロ野球選手としての輝かしい実績を誇れる今後の人生であって貰いたいものです。
それが皆が憧れる一流選手の証だと思います。




