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オスプレイ

 防衛省は2025年8月12日、木更津駐屯地(千葉県木更津市)に暫定配備されていた陸上自衛隊の輸送機オスプレイ全17機の佐賀駐屯地(佐賀市)への移駐が完了したと発表しました。


 最後の1機が同日、移駐を終えたのだそうです。


 オスプレイはヘリコプターよりも、高速で航続距離も長いのです。


 大型輸送用ヘリコプターのチヌーク、中型多目的ヘリコプターのブラックホークと少し比較してみましょう。


 オスプレイ

 巡航速度=時速446キロ 航続距離=3590キロ 積載量=約9トン


 チヌーク

 巡航速度=時速240キロ 航続距離=2252キロ 積載量=約11トン


 ブラックホーク

 巡航速度=時速278キロ 航続距離=2200キロ 積載量=約5トン


 相浦駐屯地(長崎県佐世保市)の水陸機動団と一体的に運用され、台湾有事を念頭に南西諸島などの離島防衛に当たるのだそうですが、確かに理にかなっています。 


 でも、何の武装も無いオスプレイなのですから、人員と物資の輸送と防衛限定とはいえ、攻撃されてしまうと対処が困難な機体なのですから、あまり過剰な期待をしてはいけないと思いますよ。


 もしも可能であれば、オスプレイを10機ほど追加購入して災害対策用に少し改造して頂き、他の駐屯地にもエリアを分けて数機ずつでも配備願いたいものですが、無理でしょうかね。


 オスプレイは約9トンの荷物を運べるのですから、3トンの貯水タンクを3個積み込めることになります。


 地震等の災害時に道路が遮断されてしまった場合、被災地に飲み水を満載して空から運べるのです。


 貯水タンクに空中放水機能を付け加えれば、山林火災の消火用にも使える可能性があるのです。


 トランプ関税で、アメリカから飛行機を買わざるを得ない状況なのであれば、オスプレイを買って、災害用オスプレイ、消防用オスプレイとして使えるように魔改造してしまいましょうよ。


 固定翼機と違って、発着場所を選ばないので、かなり柔軟な運用が可能だと思いますよ。


 救難飛行艇のUS-2ならば、15トンの水を運べるのだそうですが、発着場所の問題が出て来ますものね。


 災害発生時の対応として、垂直離着陸が可能なオスプレイやヘリコプター等であれば、舗装されている広い駐車場を借り切ってしまえば、臨時の発着場所に出来るのですから・・・


 出来れば、機動戦士ガンダムに登場するような、ミデアとかガンペリーとかファット・アンクルのような機体、大型ローターで垂直離着陸してジェットエンジンで推進する輸送機を完成させることなんでしょうが、まだ今の技術力では難しいのかな?


 空飛ぶ自動車を大型にしたようなものなので、実現可能なような気もするが・・・

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