両論併記
テレビ番組の偏向報道が激しい。
放送法第4条を意図的に無視しているか、勝手解釈しているとしか思えない。
放送している24時間で、上手く誤魔化して、調整してしまえば良いだとか思っているのでしょうか?
放送法第4条は、
1.放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一 公安及び善良な風俗を害しないこと。
二 政治的に公平であること。
三 報道は事実をまげないですること。
四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
2.放送事業者は、テレビジョン放送による国内放送等の番組の編集に当たつては、静止し、又は移動する事物の瞬間的影像を視覚障害者に対して説明するための音声その他の音響を聴くことができる放送番組及び音声その他の音響を聴覚障害者に対して説明するための文字又は図形を見ることができる放送番組をできる限り多く設けるようにしなけらばならない。
となっていますが、一方的な意見の番組があると、世論誘導・思想誘導を疑問に思ってしまいます。
コメンテーターだか有識者だか知らないが、一方に偏った意見の方たちだけを集めての報道は、とても気持ちが悪い。
テレビ局がバラエティー番組で取り上げることで、流行を無理やり作ろうとしているとしか思えない韓国グルメ等の時にも思いましたが、これを延々と何度も繰り返し放送することで、何時の間にか勘違いされてしまうこともあるでしょうし、嘘も方便が何となくそんなものかなに変化してしまうことだってあるのです。
これと同じで、視聴率の高い報道番組で偏向報道を延々と流されてしまうと、偏った知識が何時の間にか植えつけられる。
何処の国の放送局なのかって、疑問に思うことすらある。
これは凄く恐ろしいことですよね。
核兵器・核武装の問題がそうでした。
核兵器・核武装の反対派の意見だけ、両論併記になっていません。
核兵器なんて無いにこしたことはない、極々当たり前の事ですが、ウクライナが何故ロシアに侵攻されているのか、その理由も考えなければならないのです。
プーチンのネオナチ発言は、ウクライナに侵攻するために考えた完全な詭弁です。
1994年のブダペスト覚書によると、アメリカ・イギリス・ロシアは、ベラルーシとカザフスタンとウクライナが核不拡散条約の加盟国になったことを認め、実際には核兵器をロシアに引き渡すことで、彼らは次のようにする。とあります。
1.ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナの独立と主権と既存の国境を尊重する
2.ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナに対する脅威や武力行使を控える
3.ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナに政治的影響を与える目的で、
経済的圧力をかけることは控える
4.「仮にベラルーシ/カザフスタン/ウクライナが侵略の犠牲者、または核兵器が
使用される侵略脅威の対象になってしまう」場合、ベラルーシ、カザフスタン、
ウクライナに支援を差し伸べるため即座に国連安全保障理事会の行動を依頼する
5.ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナに対する核兵器の使用を控える
6.これらの誓約事に関して疑義が生じた場合は、互いに協議を行う
このような覚書でしたが、ロシアが一方的に破棄してウクライナに侵攻しのたのです。
今の日本は一応ですが、アメリカの核の傘に入っています。
でもそれは永遠ではありません。
ローマ帝国やオスマン帝国が滅びたように、どの国も繁栄もすれば衰退もする。
大航海時代に栄華を誇ったスペイン・ポルトガル、産業革命のイギリスだって、今は普通の小さな国でしかありませんからね。
だからこそ核保有国・核武装国に侵略されないためには、専守防衛のための核兵器保有に対する議論だってあってもおかしくはないのです。
それこそ「こんなこともあろうかと・・・」って、宇宙探査機ハヤブサのイオンエンジン回路じゃないですが、日本の国内にある米軍基地に実はコッソリ配備してあるかもって、思うこともあります。
日本各地に米軍が駐留しているから、憲法9条が偶然機能しているように勘違いしているだけです。
沖縄から米軍が退去したら、即、中国は沖縄に侵攻してくるって解釈が、たぶん正しいのです。
中国の海洋進出に、日本は邪魔な存在なのですから・・・
勝手に南沙諸島海域に複数の人工島を造って国際法違反と判断されても、中国は南沙諸島海域から退去しないでしょ。
核武装し軍事力を拡大して、実力行使してしまえばこっちのものって中国は解釈して、人工島を造ったのでしょう。
周辺の弱小国は何も言えないし、中国と戦えるような武力も持って無いって思っているからこそ、南沙諸島海域で好き勝手挑発しているのです。
米軍基地のある韓国だって同じことで、今は北朝鮮と休戦状態ですが、米軍が退去したらどうなるか判らないのですよ。
北海道に米軍の駐留が無いのだって、たぶんアメリカのロシアへの配慮ですから、日米安保がある以上は北方領土だってロシアは一切返す気は無いのです。
それこそアメリカが弱体化したら、ロシアは北海道に侵攻してくる可能性だってある。
日本の隣国である中国、韓国、北朝鮮では、小中高学校教育で、子どもたちに今も日本を敵国として徹底的に刷り込み教育をしている。
先日の原子力発電所上空に進入したドローンや護衛艦を空撮したドローンの事件だって、犯人等は一切特定すら出来ないのですよ。
こんな危うい日本周辺の国際情勢だからこそ、各兵器・核武装だって、憲法9条や憲法改正だって、両論併記の議論が必要なのです。
国を二分するような大議論になったっていいじゃないですか、それが民主主義なんですから。
でも、テレビ・ラジオ・新聞等の報道機関が、国民を世論誘導・思想誘導するようなことだけはあってはならないと思いますよ。
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今のところ毎日更新中(そろそろ不定期更新になりそう・・・)のエッセイ『日常生活よもやま話集』の他に、不定期連載中の『撮影旅行よもやま話集(撮影旅行で私が写した風景写真付き)』、不定期連載中で他の投稿サイトで開催の自主企画向けに書き下ろした作品集の『様々なジャンルの短編集』、それ以外にも『遠い昔の学校の思い出話』完結済みや、近未来SF的な『 閃光 衝撃 轟音 の記憶 』完結済みが、【小説家になろう】内に投稿してありますので、気が向いたら読んでみてね~




