空飛ぶクルマって大丈夫?
ニュースでは頻繁に『空飛ぶクルマ』が話題になりますが、【クルマ】って表現していることに、とても違和感を感じてしまいます。
【クルマ】って表現してしまうと、誰でも簡単に乗れるし、誰でも簡単に運転出来る気がしてしまうのです。
玩具的な扱いでリモコン操作で飛ばして遊ぶ、100グラム未満の小さなドローンはともかくとして、人が乗れる荷物が運べるのであれば、沢山の回転翼が付いている音が静かな回転翼機、要はヘリコプターのお仲間ですよね。
そうなると『空飛ぶクルマ』を操縦するためのライセンスの取得も、所有も簡単なものにはならないでしょう。
だって、空を飛ぶってことは、とても危険な乗り物になるんですから。
日本人は昔から『鉄腕アトム』のようなアニメを観て育っているので、『空飛ぶクルマ』に対する認識が、とても甘いのかもしれません。
『鉄腕アトム』の話の中では、アトムもエアカーも都市の上空を縦横無尽に飛んでいましたものね・・・
でも現実には、9.11テロのアメリカ同時多発テロ事件みたいなことを常に考慮して、対策を講じなければならないのです。
ウクライナとロシアの戦争でも、攻撃の主役は空を飛ぶ無人の『ドローン兵器』や海を航行する無人の『ドローン兵器』なんです。
善良な国民を基本に考えることが出来るのは、たぶん平和な日本だけですよ。
これは新幹線等の高速鉄道の搭乗手続きを見れば、何となく判るかと思います。
日本の新幹線は何の検査も無く、無人改札機を通過して簡単に乗車出来ますよね。
でも中国の高速鉄道は、セキュリティーのゲートに長蛇の列が出来ていますから、中々乗車することが出来ません。
飛行機に搭乗するときの保安検査ほど厳しくはないものの、ほぼ全部の駅で、X線検査機付きのゲートを通過する必要があるのです。
『空飛ぶクルマ』は現実には、誰でも簡単に乗れる操縦できるには、たぶんならないでしょう。
機械である限りは、100パーセント安全・故障しないやトラブルゼロは、ありえないのですから、落ちたら大惨事の大事故なんですから。
そうなると、回転翼機や固定翼機のライセンスレベルに近いライセンスが必要になってしまうのも、現状では安全を考えれば仕方が無いのだろうと思ってしまいます。
実益とリスクとのバランスを考えたら、『空飛ぶクルマ』で無人配達用に利用する場合であっても、無人エリア間の運用以外は、あまり想定しない方が良いのだろうと思います。
『空飛ぶクルマ』が、テロや犯罪の道具として利用されない活用されないことを願っています。
追伸
現代ファンタジー的なSF小説、全9話を11月29日から12月7日まで、毎日6時10分に9日間連続アップ中です。
小説のタイトルは『 閃光 衝撃 轟音 の記憶 』ですよ~




