市役所に苦情の電話が殺到
市長の学歴詐称問題で、市役所の職員は疲弊しきっているようだ。
そう考えると今回の騒動、一番の被害者は市の職員なんだろう。
苦情の電話やメールが殺到で、市役所は対応に忙殺される事態となっているし、ワイドショーや週刊誌等でも格好のネタとなってしまっている。
メールの場合は、即対応の必要も無いし、回答等は定型文をある程度は事前に用意できる。
しかし電話の場合は、受話器を取るまで鳴り止まないし、下手をすると苦情やお叱り批判の対応をたった一人で、1時間以上も対応することになる。
何を言われても、相手が納得?満足?して電話を切るまで、市役所側からは、勝手に電話を切れないのだから、こればかりは仕方がない。
下手な対応をすれば、それこそ格好の餌食になるのだから・・・
その電話が市民だけでなく、日本全国からかかって来るのだそうだ。
市と全く関係の無い方々が好き勝手なクレーム電話をしてくる、本当に世も末だと思えてしまう。
おまけに電話番号の前に「184」を付けるだけで、相手に非通知で電話をかけることができるが、市役所側は相手が非通知だから電話に出ないって訳にはいかない。
こういった苦情の電話では、電話番号が非通知も多く、氏名等も名乗らなかったり偽名だったりもするため、何処の誰だか一切判明しない匿名電話も多いと聞く。
電話記録の情報を開示してもらえば、非通知の相手の電話番号を知ることができますが、この方法を使えるのは「事件性がある場合のみ」ですから、苦情電話レベルではたぶん使えません。
こんな市役所が機能不全になりそうな状況になっていることを、市の職員に迷惑をかけまくっていることを、この件の原因となった市長はどのように思っているのでしょうかね~
個人的には、引き際が肝心だと思うのですが・・・
市役所の職員の皆さんが、今回の騒動でノイローゼ等にならないことを、超過勤務にならないことを願っています。




