「SL北びわこ号」の12系客車、大井川鐵道へ譲渡される
ニュースによると、「SL北びわこ号」でかつて使用されていた、JR西日本の所有する旧国鉄時代の12系客車が、大井川鐵道へ譲渡されたとのことです。
2025年7月18日の午後に、大阪市内のJR西日本の車両基地から静岡県島田市の大井川鐵道に向けて出発したそうで、きっと彼方此方に『撮り鉄』の皆さんが、大勢カメラを構えて写真を写して居たことでしょう。
大井川鐵道は、この客車を動態車両として活用することで、観光列車の魅力を一層高めるそうで、早ければ年内にも運行を開始する見込みだそうです。
以前のニュースで、産経新聞社の支援により、電気機関車「E31形4号機」を国鉄形機関車の塗装に変更したそうですから、ブルートレイン風の観光列車が走るかもしれませんね。
大井川鐵道では、今も現役で蒸気機関車も運行されていますから、もしかするとC10形8号機やC11形190号機等に牽引される、ピカピカな綺麗な塗装の青い12系客車が観られるかもって思ってしまい、ワクワクしてしまいます。
12系客車の運行が開始されたら、一度は写真を写しに行きたいですね。
今、大井川鐵道で使われている客車も、凄くレトロで好いのですが、12系客車が運行される機会に、綺麗に再塗装やメンテナンスをしっかりと実施して頂き、今後も永く使い続けて頂きたいものです。
この写真のとおり、北陸本線を疾走する「SL北びわこ号」で、12系客車が牽引されています。
残念ながら臨時列車の「SL北びわこ号」は2020年に、新型コロナウィルス感染症感染拡大の影響により運行休止が発表され、翌2021年5月21日には、使用している客車の換気能力不足および客車そのものの老朽化を理由に、列車自体の運行終了が発表され、現在は運行されていないのです。




