表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
256/400

認知症2

 日曜日の早朝、最近調子が悪いと言う実家に母親の様子を見に行くと「お腹の調子が悪くて、食事も食べていない」とのこと。


 殆ど食べて無い飲んで無いので、脱水症状気味だし体力筋力が低下してしまっていて、中々立ち上がれない状態だった。


 これはダメだと判断し、母親が通院している大きな病院の『救急外来』に急いで連れて行き、受診させた。


 検査と診察をして、点滴をしながらの状態でドクターの説明を受ける。


 「脱水症状と高カリウム血症にもなっているので、今点滴治療をしていますが、今日はこのまま入院して頂きますね」とのこと。


 もう少しカリウムの数値が高かったら心臓が止まる可能性があったらしいので、月曜まで待たずに『救急外来』に連れて行って良かった・・・



 脳に栄養が届かないと『認知症』の症状が出て来るらしい。


 2日の入院だけで退院してきたが、数日間『幻視』の症状が現れていた。


 家に今は居ない猫に声を掛けたり、エアコンから白い煙が出て来たと騒いだりと、色々な『幻視』の症状が出ていたし、入院していたことも全く記憶に無いらしい。


 食事をしっかり食べられるようになったら『幻視』の症状は出なくなったので、脳に栄養が届かない状態からの『認知症』や『記憶障害』の症状だったのでしょう。


 「お腹の調子が悪くて、食事も食べていない」が気になったので、冷蔵庫の中をチェックすると、既に賞味期限切れの食品やらラップをかけた食べかけの食品等々が色々と入っている。


 賞味期限や消費期限のチェックは定期的にしているかし確認すると「そんな小さな文字は視えないから判らない」と言うので、冷蔵庫内を整理して、ゴミ袋がイッパイになるほど大量の食品を廃棄処分とした。


 食事が食べきれない場合はラップをかけたりで保存せず、あきらめて廃棄するようお願いはしたが、さて守ってくれるだろうか・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ