ビッグマック指数
ビッグマック指数は、ただハンバーガーの値段を比べるだけでなく、国ごとのお金の価値を知るためにも用いられます。
「ビッグマックは世界各国でほぼ同じ原材料でつくられており、各国の物価の比較にふさわしい」という考え方から、ビックマック指数として比較するのだそうです。
全世界で売られているビッグマック、サイズがほぼ同じらならば比較もし易いってことで、世界中の国の値段を比較して、定期的に発表しているみたいですよ。
2025年7月4日のデータによると、ビッグマックが一番高い国は、スイスです。
スイスのビッグマックは日本円でなんと1311円。日本のビッグマックの倍以上の値段です。
スイスのビッグマックが高い理由としては、賃金が非常に高く、高収入の人の割合が多いため、物価もそれに伴って高くなることが挙げられますが、驚きの値段ですね。
2015年から2025年まで、スイスが連続で1位なのだそうで、この結果をスイスの方は喜ぶべきなのか悲しむべきなのか判断できませんが、隣国に遊びに行ったら少しは安く買えそうって思ってしまいまが、隣接するユーロ圏もスイスほどでは無いまでも3位965円と高かったです。
ハンバーガーの本場アメリカは8位838円で、日本は22位480円、なんと韓国582円や中国515円よりもビッグマックが安かったのには驚きましたよ。
それぞれの国の実質的な経済力などを推測することができるのだそうですが、何十年も日本はあまり経済成長していないので、徐々に経済力が落ちてきているってことなのでしょうか?
安い賃金のパートやアルバイトで何とか店舗を維持している、その弊害なのでしようか。
そうなると最低賃金が5%以上引き上げられているのだから、今後ビッグマックも値上げされる?
様々な食品が値上げラッシュなので、買って食べる立場としては、ビッグマック等のハンバーガーが安いにこしたことは無いが、何とも悩ましい問題ですね。




