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H2Aロケット50号機、無事打ち上げ成功

 国産主力ロケット「H2A」の最終号機となる50号機が2025年6月29日午前1時33分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。


 搭載した政府の地球観測衛星を正常に分離し、無事打ち上げ成功です。


 有終の美を飾ることが出来て、本当に良かったです。


 6号機の打ち上げ失敗後、H2ロケットを改良したH2Aロケットは44回失敗ゼロですから、凄い快挙なんでしょう。


 今回は真夜中の打ち上げですから、真っ暗な夜空が一面真っ白になりロケットが上昇していく、ニュースのライブ中継映像は、感動モノでしたね。


 宇宙に衛星を打ち上げるビジネスも、価格競争がし烈で中々大変のようですが、H3ロケットで勝ち残ってもらいたいものです。


 ただ、ケスラーシンドロームといった宇宙ゴミの困った問題がありますので、人工衛星を切り離した後、ロケットやパーツを宇宙に残さず、全て地表に落下させる工夫だけは、今後の課題として実施検討して頂きたいと思ってしまいます。


 本来はロケットを打ち上げる国の責任として、ケスラーシンドローム対策がされていないロケットの場合は打ち上げは認めない、地球の周回軌道に残ったロケット等には重量に応じた罰金を支払わせるくらいの国際ルールが必要なのですよ。


 その罰金をスペースデブリの回収費用に充てるくらいのことは、考えて欲しいものです。

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