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オンラインカジノ問題

 オンライン上でギャンブルをする「オンラインカジノ」が問題となっています。


 日本国内からスマートフォンやパソコンなどを通じて「オンラインカジノ」で賭博をすることは、犯罪(賭博罪など)に当たるのだそうですが、まだまだ認識が甘いようです。


 芸能人やスポーツ選手などが関わっていたとして、活動自粛や書類送検がニュースになったりしていますが、これだけ違法だと犯罪だとニュースになっているのに、先日もテレビ局員に逮捕者が出ました。


 「調査にも虚偽の説明をして、処分を受けた後も賭博を続け、およそ1カ月半で1億7千万円ほどを賭けていたとみられています」などと報道していましたから、賭けられていた金額、金銭感覚にも驚きですよ。


 でもこれは氷山の一角なんでしょうね。


 「オンラインカジノ」を国内で利用したことがある経験者は336万人、年間の賭け金の総額は1兆2400億円に上ると推計されたことが警察庁が初めて行った実態調査でわかりました。経験者のうちギャンブル依存症の自覚がある人は60%とのことですよ。


 ギャンブル依存症って病気なんだそうで、一度依存状態になると中々止められないのだそうです。


 たばこや酒は含まれる成分で依存症になるようですが、「オンラインカジノ」は何故依存症になるのか?


 確かにパチンコや公営ギャンブルでも、依存してしまう方が多いとは聞きますが、「オンラインカジノ」は行く手間や時間の制約がなく、スマートホンやパソコンから24時間どこからでもアクセス出来てしまうことが原因の一つなんでしょう。


 「オンラインカジノ」は何時でも手軽に出来るため、ほどほどで止めることが出来ないから、何時の間にか依存状態となるのでしょうか。


 「オンラインカジノ」はパチンコなどの対面式のギャンブルよりも脳への刺激が多く、ギャンブル依存症に陥るまでの時間が速いとされていますが、詳しいことは判っていないようです。


 政府広報によると、令和7年(2025年)5月、オンラインカジノの広告・宣伝をする行為なども新たに違法とする法律が成立したとのことです。


 ネットの世界には「オンラインカジノ」に関する誤った情報もたくさん流れているため、法律に基づいた正しい知識を身につけ、知らないうちに違法な行為を行うことがないよう、理解を深めておきましょうね。


 他国では合法であっても、日本国内からサイトにアクセスして「オンラインカジノ」を行うこと自体が違法行為、犯罪行為で「グレーゾーン」は存在しないとのことですから、賭け事には一切手を出さないが妥当なのでしょう。


 大阪カジノ構想(日本初のカジノリゾートが2030年の開業へ)なんてのもありますが、こちらでも『身を持ち崩す』方が続出しないことを願うばかりです。

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